【水族館、謎解きetc.】子どもと楽しむ「おうち時間」のアイデア
まだまだ「おうち時間」は続きそう。体力を持て余すお子さんを前に「もうネタ切れ……」と、お悩みの親御さんも多いことでしょう。
よくないと思いつつ、どうしても“動画”ばかり見せることに罪悪感のあるママ&パパへ――。
“お金をかけずに、遊ぶ&学ぶ”とっておきのアイデアを、書籍『暮らしの最適化』よりご紹介します。
かわいい魚の大群!「部屋を水族館にしてみる」
『暮らしの最適化』の著者であるヨリさんは、3人育児(7歳、5歳、3歳)を“共働き”“実家のサポートなし”“都内50平米賃貸マンション”でこなす猛者!! そんなヨリさんの長男くんは魚好きで、休日のお出かけ先には、きまって水族館をリクエストするのだとか。
ある日「マグロつくって!」と、折り紙とはさみを持ってきた長男くん。ヨリさんがマグロの形に切って渡すと、壁にペタッ! 「次はサメ」「クラゲ」「リュウグウノツカイ」――ヨリさんが長男くんに絵もはさみも任せてみると、いつの間にか、おうち(リビングの壁)が水族館に早変わり!
魚以外に動物やお花、フルーツやお菓子など、お子さんの好きなものでチャレンジしてみてください♪
リビングの壁に巨大な落書き帳(ホワイトボード)を設置するのもオススメ。専用のマーカーを使えば、はみ出しても水拭きで落とすことができます。ここに、大好きな魚や動物を、思いっきり描いてもらうのもいいですね!
おうちの中に宝が?「謎解きの手紙を送る」
鍵っ子だったヨリさんのお母様は、“話の謎を解くと、おやつの隠し場所がわかる”楽しい手紙を書き置きしてくれていたのだとか。ある日、その手紙を思い出したヨリさんは、親子の楽しいおうち時間のために「なぞなぞ(クロスワードパズル)」を取り入れてみることに!
幼児向けのクロスワードパズルは、検索すると無料ダウンロードできるものがたくさん出てきます。それをヒントに、お子さんにあわせた「謎解きの手紙」を作ってみてはいかが?
ヨリさんの作った「なぞなぞ」は、お母様がそうしたように、解くとご飯やおやつの隠し場所がわかるしかけ付き! 当時4歳だった長女さんは、たのしくひらがなを覚えながら、「もっと(なぞなぞを)作って!」とせがんだのだそう。おうちが探検場所になるだけでなく、親子間のコミュニケーションやひらがなの学習にも、もってこいの遊びです♪
特別に、「クロスワードパズルのつくり方」もご紹介。ぜひ、こちらを参考に、実際に作ってみてください!
「夜7時、家族で食卓を囲む」「ビンゴ片手にお散歩」「子ども収納には組み合わせ棚」「エネルギー残量別料理アイデア」「買い物はキッチンですませる」「休日の朝ごはんは公園で食べる」「テントを張ってキャンプ気分」――。
『暮らしの最適化』には、小さな家で子どもと一緒に楽しむアイデアをはじめ、収納術や家事と仕事の効率化まで、「豊かな生活を送るためのヒント」が、なんと93個も収録されています。ヨリさんのアイデアは、どれも育児中のママならではの目線で、どれも“今すぐ”トライできるもの&たのしみながら“勉強”になりそうなものばかり。
子どもはあっという間に成長してしまうもの。ぜひ、今ならではの「おうち時間」を、お子さんと一緒に過ごしてみてくださいね!
写真/難波雄史
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『暮らしの最適化』
著:ヨリ
ヨリ
夫と子ども3人(7歳、5歳、3歳)の5人暮らし。東京都内の2 L D K約50㎡の賃貸マンションに暮らす。2 0 1 7年、育休中に実践した家事や育児の工夫を夫と共有するため、ブログ「よりみち家族」をスタート。共働き、スモールスペース、車なし、サポートなしで奮闘する育児生活のリアルを綴る。仕事は化学系エンジニア。業務のなかで得た安全や効率化などの知見を暮らしに落とし込むのが好き。趣味は読書と整理整頓。
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