【妊娠中に実践!】やってよかった! 妊娠したときの「内側ケア」とは?

【妊娠中に実践!】やってよかった! 妊娠したときの「内側ケア」とは?



植物療法士の南上夕佳さんに、女性が取り組むべき「からだづくり」について語っていただく連載。
20代で若年性更年期障害と診断された南上さんが、
病気を克服し、30代で妊娠・出産・子育てを経験するまでに行っていたこと。

第19回は、いよいよ妊娠した南上さんが実践してよかったケアについて。


今回は、妊娠中に実践してよかったフィトテラピーをご紹介したいと思います。
妊娠周期に合わせてできることが異なるので細かくお伝えします。

まず葉酸は、妊娠前から接種することが推奨されていますが、妊娠初期からは特に積極的に摂りたい栄養素です。ハーブティーで摂るなら「ネトル」がおすすめ。葉酸と、植物性の鉄分、ビタミンCが含まれているので妊娠中に嬉しいハーブです。
ネトルは少し草っぽい味がするので、シングルで飲むよりブレンドしたほうが飲みやすいでしょう。ヨモギと合わせるのが私的おすすめです。
ヨモギも葉酸を含むのですが、造血作用で貧血予防にもなり、血行促進作用もあってからだが温まります。

(イメージ:写真AC)

妊娠初期には、つわりに悩む方がほとんどだと思います。
つわりには、「ペパーミント」の精油が重宝します。ペパーミントはホホバオイルなどの植物オイルに0.5%濃度で(手のひら大さじ1杯弱の植物オイルに精油1滴ほど)希釈して使いましょう。胸元に塗って呼吸をすると爽やかな香りで少し楽になります。
つわりは吐きづわりや食べづわりなどタイプが色々ありますし、ペパーミントで必ず軽減するとは限らないのですが、呼吸が少し楽になるだけでも気持ちがリフレッシュできればという思いで私はやっていました。
また吐き気については、しょうがが有効です。しょうがには制吐作用があり、しょうがをお茶などの飲み物に入れてみたり、しょうがのお漬物を食べてみたり、できる方法で取り入れてみてください。私はしょうがの酢漬けがとても合っていて、よく食べていました。

(イメージ:写真AC)

妊娠中期になると、むくみが気になってくる時期になります。
むくみはマッサージをすると少し楽になります。植物オイル大さじ1杯に「ジュニパー」の精油を1滴入れてマッサージオイルを作ります。お風呂上がりの温まっている時や、朝起きた時など、気になる時に塗るだけでもおすすめです。
ジュニパーという精油はリンパの流れや水分代謝を促す働きがあって、妊娠中でも使える精油です。こまめに使うことで効果がわかりやすくなるかと思います。
マッサージが難しい場合は、天然塩大さじ3杯に2〜3滴のジュニパーの精油を混ぜて入浴剤を作り、湯船に入れて入浴するのもおすすめです。

むくみに効果的なハーブティーでは、「ダンデライオン」というタンポポのお茶が妊娠中から産後もずっと飲めるので、家に揃えておくと良いかと思います。たんぽぽは水分代謝を促すので、中からむくみをケアできますし、腸内環境を整えるので妊娠中の便秘にも効果的です。

妊娠中に飲むお茶はできるだけ温かい物にしてみてくださいね。

次回は、妊娠中後期から産後に向けて実践していた物をご紹介したいと思います。

*次回は10月17日更新予定です。

バナーイラスト/いいだあやか
>>https://ayaillustration.amebaownd.com


Written by 南上夕佳(なんじょう・ゆか)
南上夕佳

植物療法士、ルボア フィトテラピースクール副代表。

ホルモンバランスを崩したことをきっかけに植物療法専門校「ルボア フィトテラピースクール」にてAMPP(フランス植物療法普及医学協会)認定資格を取得。
日本における植物療法の第一人者 森田敦子に師事し、森田と共に啓蒙活動を行いながら、自身の体験を活かし女性のライフステージに合わせた健やかな美しさと幸せをテーマに、数々のセミナーやカウンセリングを行う。確かな知識と、実際の経験に基づいた説得力のある講義は、明解でわかりやすいと定評がある。著者に「自然ぐすり生活 」(小社刊 )。

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