【プレゼント企画】大人気エッセイに学ぶ「自分らしく生きる」コツ(vol.3)



「どんな選択をしようと道は続いていく。それが道だから」――。

とても臆病で、プライドが高くて、面倒くさがりで、繊細で変わりものの、かわいい柴犬“シバ”が主人公の“韓国発”大人気イラストエッセイ『心向くまま自分らしく生きることにした 今日笑えればいいね』(小社刊)。

つらい会社勤めを辞めて、幸せになるために「自分らしく生きる」ことにした、韓国のイラストレーター・ヘムヘムさんの実体験を描くノンフィクションストーリーは、私たちに、たくさんの“生きるヒント”を与えてくれると、大きな反響を呼んでいるんです!

前回(vol.2)に続き、『今日笑えればいいね』より、本文を一部抜粋しながら、あなたの心にそっと寄り添う、珠玉のメッセージをお届けします♪

さらに著者直筆サイン本&韓国語原書やオリジナルカードが当たるプレゼント企画も実施中!
応募締め切りが近づいているので、この機会にぜひご応募ください! 詳しい応募方法はページ下部をご確認ください。

 

ずっと心配

問題がうまく解決したと思ったら、今度はうまく行ったことが心配。

いいこと、嬉しいことを知人と分かち合いたいなんて言っておきながら、
傲慢で自慢げに見えたらどうしようって心配。

心配ごとがなければ、何か見逃していないか心配。
心配ごとがあれば、心配ごとがあって心配。
大地が崩れないか、空が崩れ落ちてこないかということまで。
まったく、シバったら、とんでもなく心配性みたい。

 

波にきらめく光を追いかけて

(夢遊病、おねしょなど、小さい頃から眠れない夜の多かったシバ)

おばさんの家に遊びに行ったある日のこと。いつも通り寝つけないでいるとおばさんがこう言ったの。

「今、海にいると思ってごらん。水面の下にチラつく陽射しに乗ってゆっくり泳ぐイルカになったつもりで。学校も、宿題も先生も、そこにはないよ。波にきらめく光を追いかけて泳いでたら、寝ちゃうから」

おばさんとシバは、イルカになって波にきらめく光を追いかけた。それから白く波立つふわふわの海で、大きなイルカになって眠りについた。

シバたちは寝ようと努力なんかしなかった。泳いでいただけ。
それがいちばんいい方法だったみたい。

 

何かに向かって努力をすることは、とても大事なことですよね。でも、もしかすると、頑張りすぎて“いちばん大切なこと”を見失っている人も多いのでは?

おばさんが「寝なさい」「眠れないのは心配だわ」なんて言わず、ただ、シバが自分自身に戻るようアドバイスをしたことが功を奏したように、もしかすると、今は頑張るときではなく、心の奥に眠る自分自身に向かって“泳ぐ”ときなのかもしれません。

『今日笑えればいいね』は、あなたが「自分らしく」生きることができるよう、そっと背中を押してくれる、ほんわか優しいバイブルです。手にとってくれたあなたを、いつの日も、いつまでも、見守り続けてくれるはずですよ!

 

プレゼント企画

著者直筆サイン本&韓国語原書や、ヘムヘムさんオリジナルポストカードセットが抽選で4名様に当たるプレゼント企画を、Twitterで実施中!

応募方法

1 Twitterで「@wani_bookout」をフォロー
2 下記該当ツイートをリツイート

応募締め切り

2022年11月20日(日)23:59
たくさんのご応募お待ちしております!

お知らせ

著者ヘムヘムさんのオリジナルグッズを取り扱うオンラインショップが開設されました!
書籍に登場したイラストや描きおろしイラストのカードなど、素敵な作品をご用意しております。今後、キャンバスアートやスマホケースなどの展開も予定しておりますので、そちらもぜひお楽しみに。

「SHIBA×SHIBA」
公式サイト https://shibaxshiba.base.shop
Twitter @_SHIBAxSHIBA_

 

\好評発売中!/
今日笑えればいいね
文・絵:ヘムヘム
訳:小笠原藤子

ヘムヘム

作家・イラストレーター
韓国の大学で漫画創作学科を卒業。20代のほとんどを会社勤めで過ごしたが、あるとき自分の思うままに生きたいと思い、仕事を辞めフリーターに。2017年に韓国で初著書『ご主人様、どこにいらっしゃいますか?』を出版。現在はInstagramやWEB媒体で、描きたい絵を少しずつ、一生懸命、ひたすら描いている。
Instagram @wonhyemin5977

小笠原藤子

上智大学大学院文学研究家ドイツ文学専攻「文学修士」。現在、慶応義塾大学・國學院大學ほか、ドイツ語非常勤講師。ドイツ語、韓国語、英語等を比較文化的に研究し教授法に取り入れ、海外でも発表している。訳書に『私が望むことを私もわからないとき』(小社刊)、『自分にかけたい言葉~ありがとう~』(講談社)がある。