【夏休みの工作に!】100均の材料で作れるフェイクスイーツに挑戦しよう!
夏休みに突入し「今年の子どもの自由工作は、何をさせたらいいの?」――そうお悩みのご家庭も多いのでは?
そんなお悩みにおすすめなのが、いま、大注目の「ミニチュアフード」です。
「ミニチュアフード」とは、樹脂粘土などを使い、本物の食べものそっくりに作られたミニチュア作品のことで、本物と見紛う精密さと、ミニチュアならではのかわいらしさで、手作りが好きな人やかわいい小物が好きな人を中心に、熱い注目を集めているんです。
ここでは、YouTubeで23万人以上(!)がフォローする人気ミニチュアスイーツ作家・ちびあかぽんさん待望の初書籍『100円の粘土&UVレジンでできる! 本物みたいなミニチュアスイーツ』より、ミニチュアスイーツ2種類の作り方を特別にご紹介。使用する材料・道具は100円ショップで買えるものばかり! ぜひ、参考にしてみてくださいね。
本物みたいにツヤツヤな「プリン」はいかが?
パステルカラーがかわいいマカロンに、はちみつがたっぷりかかったパンケーキ、定番のいちごショートケーキと、胸がときめく洋スイーツは、ミニチュアスイーツのなかでも特に人気です。
なかでも、初心者でもトライしやすいのは……ツヤツヤのカラメルソースが思わず食べたくなってしまいそうな、ツヤツヤの「プリン」!
材料
カラー樹脂粘土(パステルイエロー)
アクリル絵の具(茶色、黄色)
UVレジン
道具
爪楊枝
UVライト
トップコート
作り方
1. プリン本体を作る。カラー樹脂粘土(パステルイエロー)をよく捏ねてきれいな丸を作る。
POINT よく捏ねることでしわができにくくなる。
2. 土台になるように指で形を整え、2~3日乾燥させる。
3. カラメルを作る。絵の具の茶色と黄色を2:1の比率で混ぜる。好みの色味になるまでレジンに少量ずつ混ぜる。
4. プリンの上部に爪楊枝でカラメルを塗り、UVライトを照射して硬化させる。
5. 仕上げにトップコートでコーティングする。
仕上げにトップコートを塗ることで、本物みたいなツヤツヤの仕上がりに。そのままでも、トッピングにホイップクリームやさくらんぼを乗せてもかわいいんです♪
涼しげな見た目が夏にぴったり!「琥珀糖」
たっぷりのあんこと白玉を挟んだどら焼きから、繊細な練りきり、ツヤツヤの手まりあめ……。和スイーツにも、かわいいものがた〜くさんあるんです。
また、洋スイーツにくらべて成形が簡単なものも多いので、じつは初心者の方でも手作りしやすいのもうれしいところ。
そんな和スイーツのなかでも、簡単&美しさ抜群の一品がこちらの「琥珀糖」!
お湯で柔らかくして固めるだけなので、初心者でも特に挑戦しやすい作品です。
材料
プラスチック粘土(黄色、クリア、青)
道具
はさみ
CDケース
トップコート(マットタイプ)
作り方
1. プラスチック粘土は使う分だけはさみでカットしておく。
2. 約80℃の湯で柔らかくしたプラスチック粘土を3色合わせ、マーブル状になるまで捏ねる。
POINT 熱湯を使うため、火傷しないように注意して作業してください。お子さんと一緒に作る場合は、熱湯を使う場面は必ず大人の方が作業するようにしてください。
3. CDケースで平たく伸ばす。
4. 粘土が冷めて固まったらはさみで適当な大きさにカットする。
5. 仕上げにマットタイプのトップコートを全体に塗り、よく乾燥させる。
『100円の粘土&UVレジンでできる! 本物みたいなミニチュアスイーツ』には、ご紹介したほかにも、100均の樹脂粘土や紙粘土、UVレジンなどで作れる全61作品ものミニチュアスイーツが掲載されているので、どれから作ろうか、迷ってしまう人も多いかも……?
手のひらから生まれるかわいい世界を、ぜひ、実際に体験してみてくださいね!
撮影/島村 緑 スタイリング/鈴木亜希子
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『100円の粘土&UVレジンでできる! 本物みたいなミニチュアスイーツ』
著:ちびあかぽん
ちびあかぽん
ミニチュアスイーツ作家。粘土歴約13年。「てのひらにかわいいを」をモットーに、YouTubeでフェイクスイーツの作り方の紹介をしたり、minneで作品販売をしている。現在YouTubeのチャンネル登録者数は約23万人(2023年8月時点)。本書が初の書籍。
YouTubeチャンネル chibi akaponちびあかぽん
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