あっという間に年の瀬が押し迫り、「大掃除しなきゃ！」と焦りつつも、なかなか重い腰が上がらない、何から始めたらよいのかわからない……。

そんなあなたに、不思議と片付けがしたくなるマル秘テクニック、そして、せっかく芽生えたやる気で、いつもの部屋を一新！　新年に向けて、おうちをワンランクアップさせるインテリアのコツもあわせて、今すぐトライしたくなるテクを、一気にご紹介していきます♪

忙しくても、ズボラでも、そして、どんな部屋でも――。
部屋がキレイになるだけでなく、今年は気分もアップする大掃除で、気持ちよく2024年を迎えてみませんか？

 

「片付け」の大切な３つの工程とは？

整理収納アドバイザー１級、クリンネスト２級のsamia（サミア）さんは、片付け大好き・収納グッズマニア。約60平米の賃貸に家族３人で暮らしながら、YouTubeやSNSで収納アイデアや片付けのやり方などを発信しています。
片付けメソッドをまとめた書籍『忙しくてもズボラでも狭くてもできる！　勝手に片付く部屋作り』も上梓したsamiaさんに、片付けのコツを教えていただきました。

samiaさんのメソッドはとても明快！　何から始めればいいのか迷ったときは、「バッグの中身など、10分くらいでできる場所から始めてみましょう」とのこと。「なぜ、家の片付けがしたいのにバッグ？」と思われるかもいらっしゃるかもしれませんが、意外なことに“片付けられない人（ズボラな人）”のモチベーションをアップさせる、とても有効な手段なんです。

思いのほか、不必要なものが詰まったバッグに驚く人も多いはず。そして、バッグの中身がキレイになったら、「その次に引き出しひとつ、収納ケースひとつというように、30分くらいで終わる場所にチャレンジしてみましょう」。ここまで来れば、しめたもの♪　

さて、一口に「片付け」といっても、そこにはいくつかの手順があります。たとえば、バッグの中身を例に取ると、

【１】バッグの中身を改めて、キャンディの紙くずなどを捨て、ヘアピン・ヘアゴム類を洗面台に戻し〔整理〕、
【２】ポケットに裸のまま突っ込まれていた小銭を財布にしまい、２つの袋に入っていたティシュを１つにまとめて〔収納〕、
【３】最後に、財布など必要なものをバッグに戻す〔片付け〕。

実はこの３つの工程こそが、大切なポイントだったのです。

詳しい説明は、書籍『忙しくてもズボラでも狭くてもできる！　勝手に片付く部屋作り』を参考にしてみてください。この、片付けの仕組みさえしっかり理解すれば、それは自然と自分の身につきます。
部屋が少し散らかったなと思ったときに、今度はすぐに取り掛かることができるはずですよ♪

ほかにも、掃除が面倒でなにかとモノが多くなりがちな「洗面台下」の収納アイデアや、samiaさんおすすめの「収納グッズ&活用術」は、こちらの記事も参考にしてみてください。

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『勝手に片付く部屋作り』
著：samia

 

「壁」を変えれば、映画に出てくるような部屋に！

片付けが終わったら、お部屋の模様替えもセットにして、フレッシュな気持ちで新年を迎える準備をしませんか？

「DIYって大変そう」「センスがないし賃貸だし……」。しかし、そんな常識をくつがえすDIYやインテリアのアイデアをInstagramで発信しているのは“賃貸DIYer”のなつこさん。
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なつこさん初の書籍『人生はDIY　自分らしく暮らすための インテリアのコツとDIYレシピ38』では、部屋をワンランクアップさせるためのコツとして、「壁」に注目！

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ほかにも、子どもの散らかしたおもちゃが一瞬で片付けられる、働くママにうれしい必殺テクニック「運べる収納」はこちらの記事。今すぐ取り入れてみてくださいね。

写真／畔柳純子、なつこ

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