【Amazon驚異の5冠達成!】さまざまな不安を感じる今読みたい、広海 深海さんによる「人生応援本」とは?(後編)


底抜けの明るさと、親近感あふれる豪快な笑顔でSNSを中心に大人気の広海 深海さん。
InstagramやYouTubeのライブ配信などでは、寄せられたお悩みへ辛口コメントを混ぜながら愛あるアドバイスをする姿も印象的です。
そんなお二人によるお悩み相談が、このたび書き下ろしで書籍化!

ネグレクト、祖父母に育てられた幼少期の貧乏生活、中学生で家を飛び出した経験、LGBTQIA+・ADHD当事者など、波瀾万丈な人生を送ってきた広海 深海さん。
たくましい二人が、全方向からの前向きになれる言葉を届けた書籍『ごきげんよう みんなの人生』は、Amazonランキングの「フェミニズム」「女性史」「ジェンダー」「女性問題」「社会道徳」の各部門で1位を獲得(2023/11/15付)し、発売前から話題となりました。

ここでは本書より、「自分は女性として終わっているのだろうか……」というお悩みに、がんを患った経験のある深海さんからの力強いアンサーをご紹介します。

*前編(広海さんへのお悩み&お答え)はこちら

※本記事は、『ごきげんよう みんなの人生』広海 深海:著(ワニブックス:刊)より一部を抜粋編集したものです。

 

何があってもあなたの価値は変わらない!

お悩み:女性として終わってる?
43歳のとき、がんで子宮と卵巣を全摘出しました。独身ということもあり躊躇なく手術を受けたのですが、こころのどこかで子宮のない自分は女性として終わっているのだろうか、もし彼氏ができたら受け入れてもらえるのかなど、悩んでしまいます。
やはり一人で生きていくほうがラクでしょうか? 今後、私がどう生きていくべきか、ヒントをもらえたらと思います。──YURI(49歳)

 

深海さんからのメッセージ

まず、これはあなたであれ誰であれ、女性として終わるなんてこと、絶対にない!!

それは「嫁に行けない」「結婚できなくなる」とか、〝女は女らしく〟っていう古い世代ならではの価値観が、知らず知らずのうちにあなたの中に根付いているからなのではとお見受けします。
もし、子宮や卵巣がないことで「騙された!」なんてことを言う男性がいたとしたら、そんなこころの醜い人と一緒にいるほうが怖すぎる。むしろこちらから願い下げです。

何があろうとあなたの価値が変わることは絶対にありません。

「こうでなくちゃいけない」っていう誰が決めたか知らない常識や刷り込みに、振り回されないようにね。

そして、自分の「弱み」って強みにもなるって私は思うの。
私たちも、両親がいなかったことや貧乏だったこと、病気なんかを公表したら、みなさん「深海さんはそれだけの経験があるから優しいんですね」って言ってくれるんです。でも、それは常に私たちがみんなに言ってあげたいことでもあって。だって私たちに限らず、このお悩み相談もそうだけど、みんなもきっといろいろな経験をしているはずだから。
「私の経験は広海ちゃんと深海ちゃんの苦労と比べたら全然大したことありません」ってよく言われるんだけど、苦労の度合いなんて関係ない。だから、みんな自分にも、その優しい言葉をかけてって思うんです。


イラスト/MASAMI

そもそも私たちみんな、周囲がどうとか気を遣いすぎずに、もっと自分勝手に生きていい気がするの。だから、女性としてどうだとか、他人がどう思うかとか、いったん無視して自分を解放して生きてみるのはどう? 誰かのためにハッピーに生きる必要はないんだし、たとえ病気の再発への不安でこころが暗くなったとしても「まあ、暗くてもいいよね」って自分の気持ちを正直に受け入れてみるんです。

私は自分ががんになったとき、周りが心配するって思ったから「大丈夫でしょ!」ってなるべく明るく振る舞っていたんだけど、後になって考えるとそのせいで自分の中に歪みを感じたんだよね。それは自然な振る舞いじゃなかった。だから、つらいときはつらいままでいいと思うんです。

でも、完全に自分のこころに忠実になれってわけではないからね。
私の場合だと、大好きな一人旅行中に、「今の私のこころの状態ってどんな感じだろう?」って自分自身に問いかけてみることが、一つの回復方法な気がするんです。
だって、広海ちゃんに聞いても結局は喧嘩になっちゃって解決しないしね(笑)。

別の対処法としては、「自分はこれが嫌だ、辛い」ってことをメモに書いて可視化してみてください。
10日後くらいに読み返してみると「これ、そこまで気にならないんですけど」ってなることもあるから。漠然と頭に浮かべて悩んでいてもモヤモヤするだけだけど、何が嫌なのか書いて整理してみると、不思議と悩みは時間とともに消えていくはずだから。

そもそもあなた、生きているだけで丸儲けなのよ!


写真/堀川開生

書籍『ごきげんよう みんなの人生』では、他にも人間関係や恋愛、仕事、家族のことなど普遍的なテーマから、セクシュアリティ、発達障害、毒親など今の時代ならではのお悩みにお答えしています。
広海さんと深海さんが読者に寄り添い、ときにななめからの視点で答える回答に、きっと元気がもらえるはずです。

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ごきげんよう みんなの人生
著:広海 深海

なんとかなる日めくり
著:HIROMI FUKAMI

むすんでひらいて
著:広海 深海

広海
タレント / Hi Inc. CEO / マーケティングディレクター / 東京服飾専門学校講師

ファッション・ビューティに精通する双子タレントとしてTVや雑誌等で注目を集める。2018年マーケティング会社Hi Inc.を設立。 デジタルを主軸としたコンテンツ制作やディレクション、コンサルティング、PR施策の考案、キャスティングと幅広いサービスを提供。国内外に数多くのクライアントを抱えている。
Instagram @twins_tokyo

深海
タレント / スタイリスト / TOKYO GIRLS COLLECTIONブランドディレクター / 東京服飾専門学校講師

2012年スタイリスト野崎美穂氏に師事、2015年よりスタイリストとしてキャリアをスタートし国内外のファッションショー、ファッション誌、テレビ番組、広告、ライブなどのスタイリングなどを始めアパレルブランドのクリエイティブディレクション、アドバイザーやコンサルタントなど幅広いフィールドで活動している。
Instagram @ stylist_fukami