月曜日は会社に行きたくない

月曜日は会社に行きたくない



ついつい頑張りすぎてしまったり、
ちょっとしたことを気にしすぎて傷ついたり、落ち込んだり。
生きづらさを抱えたすべての人へ贈る
イラストレーター・なおにゃんのイラスト&メッセージ。


月曜日の朝はどうしてもテンションが上がらず、鬱々とした気持ちで家を出る。どうすれば気分良く過ごせるかというお悩みを頂いた。

月曜日って憂鬱ですよね。自分も会社員の頃は、そういえば日曜の夜から落ち込んでいた。
でもあらかじめ憂鬱が来るとわかっているのなら、対策ができる。

自分がお勧めしたいのは、月曜日の朝にちょっとした楽しみを用意すること。
例えば、自分はパンが好きなので、朝起きた時に美味しいパンを用意しておく。しかも月曜日の朝は普段食べるパンよりも数百円高い、ちょっと特別なパン。すると、前日の夜は、朝起きた時にあのパンが食べられると思うと少しだけ憂鬱な気持ちが軽減するし、朝起きた時もちょっとだけ嬉しい気持ちになれる。

食べ物に限らず、新しいコスメとか、服とか、日常のちょっとした楽しみになるような仕掛けを月曜の朝にとっておくのもいい。自分を喜ばせる小さな「仕掛け」を、ぜひ、自分なりに見つけて作って欲しいです。

今日のひとこと

朝に限らず、月曜の夜に楽しみを作っておくのもいいかも。ちょっといい入浴剤を買っておくとか。美味しいデザートが待ってるとか。辛い1日を頑張れるかも……。

 

今日も一歩も外に出なかったけどいい一日だった。
著:なおにゃん
発行:KADOKAWA

*次回は6月20日(木)更新予定です。


Written by なおにゃん
なおにゃん

茨城県出身。大学卒業後、希望していた出版社に就職するが、職場環境に合わずうつと適応障害と診断されて2度休職する。その後、退職。2020年5月よりX(旧Twitter)でメンタルに関するつぶやきを始めたところ、「共感できる」「心がラクになる」と反響を呼び、フォロワー数は20万人を突破。現在はイラストレーター、絵本作家として活動しながら、猫たちとのんびり暮らしている。著書に『うつ吸いイラスト帳』(永岡書店)、『100年後にはみんな死んでるから気にしないことにした』『うつ逃げ』(ともにKADOKAWA)。
X(旧Twitter):@naonyan_naonyan

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