自分好みにトッピングしていく本格スパイスカレー 福富町【丸祇羅】

自分好みにトッピングしていく本格スパイスカレー 福富町【丸祇羅】


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月一で通っている行きつけのお店、ハレの日のとっておきのお店、
ちょっとニッチで穴場的なお店……。
食いしん坊のファッションライター・arikoさんがつづる
新しい偏愛レストランガイド。

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横浜の野毛からも程近い、夜は怪しいネオンが灯るディープなエリアの福富町にあるのが今回ご紹介するスパイスカレーのお店、丸祇羅。


昔の映画に出てくる探偵事務所が入っているような古めかしいビルの3階にひっそりとある店のなかに入れば一転、古民家のような木の温もりを感じさせるのんびりゆるい空気が流れているのが心地よい。


ここでは日替わりでカレーのワンプレートが楽しめる。基本のチキンカレーにその日のおすすめのカレーを合い盛りにして、煮卵やアチャール、薬味などのサイドメニューを自分好みにトッピングしていく。


見慣れないメニューがあってもお店の方が親切に教えてくれるので臆することはない。ウキウキ気分で待っていると目の前に供されるのは目にも鮮やかで胸ときめくビジュアルの一品。
「映える」などとよく言われるけど、単に映えるということを目的にしていないことがよくわかる、必然性とセンスが融合したこの店ならではの唯一無二の盛り付けなのだ。

ひと匙すくって口に運ぶと旨みがたっぷり、スパイスが鮮烈に効いているのに、どこか優しくてスッと身体に染みるような味わいに夢中になってしまう。

カレー単品の味を楽しんだら、次は皿の上の薬味や副菜を混ぜ合わせてさまざまな味の化学反応を楽しむのもワンプレートならではの醍醐味。
ちっとも油っぽさを感じず、食後感もすっきり爽やか。デザート代わりに飲むラッシーもホッとする美味しさ。

基本は昼のみの営業だが、夜は二毛作的に姉妹店King Rotiが提供する自然派のワインとビリヤニなどを楽しめる日も。インスタグラムなどで情報を確認して出かけたい。


DATE

丸祇羅(マルマサラ

住所 〒231-0043 神奈川県横浜市中区福富町仲通4-2 一和ビル 3F
営業時間 11:30~15:00
定休日 なし
※臨時休業はInstagramをご確認ください。
Instagram @marumasala

*次回は7月12日更新予定です。

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Written by ariko

CLASSY.、VERY、HERSなどの表紙やファッションページを担当する編集ライター。日々の食卓をポストしているInstagramが、センスあふれる美味しそうな写真と食いしん坊の心を掴む料理で話題に。著書に『arikoの食卓』シリーズ、『arikoの黒革の便利帖』(共にワニブックス)、『ありこんだて』(光文社)、 『2品で満足 arikoの家和食』(講談社)など多数。
Instagram:@ariko418

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