バラエティ豊かな東南アジア料理を楽しむ 都立大学【マラッカバー】

バラエティ豊かな東南アジア料理を楽しむ 都立大学【マラッカバー】


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月一で通っている行きつけのお店、ハレの日のとっておきのお店、
ちょっとニッチで穴場的なお店……。
食いしん坊のファッションライター・arikoさんがつづる
新しい偏愛レストランガイド。

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関東は早くも梅雨入りのニュースが……。今年も暑くなるんだろうな。ジメジメ蒸し蒸し、こんな時、エスニックを欲して駆け込むのが我が家のエイドステーションともいえるこのお店、タイやマレーシアなどの東南アジア料理が楽しめる都立大学の「マラッカバー」だ。

シックで落ち着いた店内はアンティークのランプが醸し出す温かな雰囲気、テーブルふたつにカウンターというこぢんまりとした感じがとても落ち着ける。料理担当のご主人とサービス担当の奥様おふたりで切り盛りしているのだが、おふたりの仲の良さが微笑ましい。

定番メニューの他には店内のボードに本日のおすすめが。小さな店なのにそのバラエティの豊富さに驚かされる。
毎回必ず注文するのがタイの辛い春雨サラダ、ヤムウンセン。酸っぱ辛くて旨みもたっぷり、そのバランスが本当に絶妙なのだ。この汁を残しておいてチャーハンに混ぜて食べたくなる。

あとはタイ風のさつま揚げ「トードマン・プラー」や揚げ海老トーストなどをつまみつつ、チキンやポークのグリルもいいし、食欲をそそるスパイス香る炒めものや甘辛の煮込みも美味しそう。


季節の野菜はサンバルを効かせて炒め物にしたり、オムレツにしたり。味変用にと添えられたソースの演出も素敵。
料理を盛り付けるのはアンティークの景徳鎮というのも本当にセンスがいい。景徳鎮とエスニック料理との相性の良さを再認識して、我が家でもこの組み合わせを真似するようになった。

いろいろいただいての〆はタイ風のチャーハンか、黄身がとろりととろける揚げ焼きした目玉焼きがのったナシゴレンか。炒め物や煮込みを残しておいてジャスミンライスとかっこむのもいい。お腹の様子を聞きながら、量を調整してくださるのも嬉しい限り。

そしてお腹いっぱいでも欠かせないのがカスタード仕立てのココナッツアイスだ。ミルキーでこれも絶品。実は何年も通っているのだが、デザートがあるのを最近まで知らなかった。別に隠しているわけではないんですよと奥様は笑うが、どれだけ商売っけがないんだ……。

ちなみにレストラン営業は夜だけ、ランチはテイクアウトのみで営業中。ガパオライスやカオマンガイ、グリーンカレーやパッタイなどこちらもとびきり。

実はこのお店、取材を全て断っているのを知っていたのだが、どうしてもご紹介したくて今回特別にお許しをいただいた。というわけで、詳細はお店のインスタグラムをご覧になってください。

DATA

マラッカバー(malaccabar)
Instagram  @malaccabar
※営業時間、予約などの詳細はInstagramをご確認ください。

*次回は6月26日更新予定です。

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Written by ariko

CLASSY.、VERY、HERSなどの表紙やファッションページを担当する編集ライター。日々の食卓をポストしているInstagramが、センスあふれる美味しそうな写真と食いしん坊の心を掴む料理で話題に。著書に『arikoの食卓』シリーズ、『arikoの黒革の便利帖』(共にワニブックス)、『ありこんだて』(光文社)、 『2品で満足 arikoの家和食』(講談社)など多数。
Instagram:@ariko418

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