ふたごとファーストシューズ

ふたごとファーストシューズ


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舞台や雑誌などエンタメ業に携わる
YURIさんが、双子の子育てを
あったかくもちょっとコミカルに綴ります。
子育て1年生さんにも役立つ実用もお伝えします。

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まずは、うちのツインズたちを紹介します!

長男・はるちゃん。
出生時2276g。なんでもワンテンポ遅い天然系。のくせに微妙せっかち。悪ふざけ好きなTHE男子。こわがり。家事好きBOY。やることなすこと面白い。将来絶対イジられ系。尻に敷かれるタイプ。

次男・おうちゃん。
1524gとちいさくちいさく生まれ、生後2週間NICU[新生児集中治療室]に入院経験アリ。いまでもチビ。なんと両手に天下取りの手相“ますかけ線”保持者。人見知りも物怖じもしない強ハート。さすがNICU出身。世渡り上手。お調子モノ。

と、わずか1分違いで生まれたくせに、長男ぽい、末っ子ぽいという違いが如実に出てる2名。

フシギ!

まだまだこれから変化するのでしょうが、ここ最近、感情や好みもはっきりしてきて、できることも増えてきて、性格の違いがどんどんわかるようになりました。
性格って、環境よりある程度気質なんですねぇ。

とりあえず、まだ1歳3ヶ月。
早産、低体重で生まれた君たちは、お医者さんからも「成長もだいたい1ヶ月遅れくらいとみてください」と言われているから、まわりにひるむことなく安心してがんばってくれ!

と、いうことで、

左はるちゃん、右おうちゃん。小枝みっけ。

twins_3

 我が家ではまとめて呼ぶときは“はるおう”と呼んでいます。

そのまま!

で、最近、よちよちと歩きはじめ、ファーストシューズを慌てて買いました。
1歳越えても、外に出るのは、“お散歩”より“外気浴”というイメージだし、なかなかレジャーにも連れていってあげられず、外出しても一生ベビーカーからおろされることなく家に帰ってたはるおう君。
だって、ただでさえ小回りきかないやたらと大きな双子ベビーカーをお供に、外でふたりを降ろして、抱っこして、また乗せて、って地味にけっこう大変なんだものーーー

と、

そんなふたりも、お家の中を、1歩2歩、3歩4歩、9歩10歩と、どんどん歩けるようになり、

「こりゃさすがに外も歩かせてあげないとマズイ!」「それにはくつを履かせなくっちゃ!」と、まず、ファーストシューズについて早速ググり、いろいろ調べると、ファーストシューズについての情報多し!

とりあえず、一貫してるのは、この時期の靴選びは、足の成長を妨げないために正しくサイズを測ってジャストフィットするものを選ばないと絶対ダメ!とゆーこと。mm単位で変わってくるとのこと。

気持ちを引きしめ、さらにググる。

「へぇ~、アシックスとか計測会もやってるんだ~。いきたーい。」
「オーダーメードのファーストシューズなんてのもある!よさそう~」
「伊勢丹は、足のサイズを測って適切な靴を選んでくれるシューカウンセラーなる人がいる、と…。ふむふむ。いーね。」
そして、次の日。
買いにいきました。
近所の中型スーパーに。。。
だって…手間やら値段やらを考えると、すべて双子にはハードルが高すぎて却下。

とりあえず、ベビーシューズコーナーへ行き、混んでいたため、店員さんに足型の定規のようなものを渡され、不信がって暴れるふたりの足を、パパさんと必死で押さえつけてセルフで計測。

パパさん「11.5cmだね。」
わたし「え?12cmじゃない?」
パパさん「そう?じゃ、12cmでいっか。ちょっとくらい大きくてもすぐ慣れるっしょ。」
はるおう「ギャーー!!ギャーギャーーァァーーーーー!ウグァァーーーーッーーーー」
わたし「……….う、うん。ま、いっか。」

べ、ベビーシューズの掟が・・・
ジャストフィットが・・・
でも、いいの買えました!
メーカーは、日本のブランドなのにその抜群の機能性から、海外に住む従妹からも「ベビーシューズなら絶対!」と、勧められていたアシックス!
色は、ブルーや黄色などくっきりカラーに惹かれつつ、服に合わせやすいベージュを選択。うっすら昭和なレトロ感がgood。

そして大正解でした♪  履かせやすく、いろんな服に合うし、はき心地は不明なものの、見た感じはとても満足げ。

でも、この時期のくつは2~3ヶ月ごとに買い替えるのがベストだそう。

ひえ~~

めんどっ!!

アシックス・スクスクファースト。ネーミングもかわゆす。すくすく。

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Banner design&Illustration:CHALK BOY
http://chalkboy.me/


Written by YURI

YURI(ゆり)/ライター・舞台演出家
学生時代からストリートダンスをはじめ、ダンサーとして活動。ケガにより現役引退後、ダンサーとしての経験を活かし、演出・制作など、数多くのダンス公演に関わる。2005年からダンス舞台の演出家として活動。ダンス舞台のプロデュースなども手掛ける傍ら、ダンス専門誌の編集・ライターをはじめ、さまざまな分野の、書籍、web、などのライターとして活動中。
2014年3月。アラフォー真っ只中、二卵性の男子ツインズを36週で出産。

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