Instagramフォロワー数9万人超え!大人気のファッションアイコン・田中彩子さん初のスタイルブック『AYAKO’s My Style』
Instagramのフォロワー9万人以上を誇る大人気のファッションアイコン、田中彩子さん初のスタイルブック『AYAKO’s My Style』。彼女の誕生日である3月28日に満を持して発売しました! 待ち望まれた本書。発売直前の心境から、製作秘話、スタイルブックには載っていない最新ファッション事情まで、ここだけのインタビューでお届けします。
本の出版を直前に控えた、今のお気持ちはいかがですか?
とにかく、不安でいっぱいです…。買ってもらえるのかな? 読んでくださった方が満足してくれるのかな? 本当に書店に私の本が並ぶのかな? と。
同時に、ワクワクと楽しみな気持ちもあります。家族や友人たち、Instagramのフォロワーのみなさんが「おめでとう」と声をかけてくれたり、本を予約したと報告をしてくれたり。その反応は本当にうれしくて、緊張した気持ちを和らげてくれました。
今の状況はたとえるなら、遠足を控えた子供のようなワクワク感と、リレーのよーいドンの合図直前のドキドキ感が入り混じっていて、じっとしていられず、ソワソワする感じ。発売してから自分で書店に見にいくのはドキドキするので、家族に頼んで見てきてもらいたいなと思っています(笑)
東京と大阪でロケをしたり、スタジオにこもって長時間の撮影をしたり、モデルのような連続撮影はとてもハードだったと思います。それに加えて、オール私物、オール本人スタイリング。大変だったことはありますか?また心がけたことは?
みなさん、本や雑誌で活躍されるプロじゃないですか。私だけ一般人で。
だから、撮影のときは、コーディネートやポージングなど「なにかあったら言ってください」と自分からお願いし、プロのみなさんの意見を素直に聞こうと心がけていました。
撮影中は、みなさんが私をほぐそうと「かわいい」「いいね」と言ってくださったおかげで、自然体で臨めたと思います。
でも、ときには、カメラマンさんがおっしゃったとおりの見せ方ができないこともあって。そういうときは、恥ずかしいですが、次の撮影に生かせるようにと家で練習をしたことも。
今、振り返って思い出しても、撮影が大変だったなぁという記憶は正直ありませんでした! ダンボール何箱分もの私物を、撮影のたびにパッキングして、東京に送る手間があったくらいですかね。
コーディネートを考えているときも、スタッフの方が「なにかあったらいつでも相談してね」と言ってくださったおかげで、スムーズに進めることができました。実際、頼まれていた体数より多く考えることができたので、みなさんに相談し厳選したコーディネートを撮影してもらいました。
この本をつくったことによっての新たな気づき、勉強になったことなどがあったら教えてください。
ファッションのプロの方とご一緒させていただき、服の見せ方、細部までこだわる着こなし方など、とても勉強になりました。コーディネートに関しては、「そのままでいいよ」と言ってもらえたことが自信になり、好きな服を着ていていいんだなと心から思えるように。
ときおり、「そのコーディネート、少し難しすぎるかな」と指摘されたことがあったので、ファッション好きが過ぎて、マニアックにならないように考えないといけないんだという気づきもありました。
今回の本では、Instagramではあまり見ることができない、ファッション以外の美容や家族などについても掲載しています。それについてはいかがですか?
やっぱり、恥ずかしいですね(笑)。私生活は、みなさんが思っているよりふつうなので、こんなのでいいのかな…。とにかく、ありのままを紹介しています。
この春、気になっているアイテムやスタイルはありますか?
新しいジャケットが欲しいなと思っています。パワーショルダーのジャケット、ぜったいくると思うんですよね。“バレンシアガ”に気になっているものがあって、何度も試着に行っているのですが、まだ取り入れるタイミングが早すぎるのでは、と葛藤しているところです。
スタイルでは、色×色のコーディネートをもっと楽しみたいと思っています。いつも春になるとピンクが着たくなるのですが、今季ならピンク×赤の配色が気分です。
本では紹介されていない、最近買われたファッションアイテムがあれば教えてください。
今年の初めに行ったパリで、ベージュのロング丈トレンチコートを買いました。ロシアのブランド「WALK OF SHAME」のもので、前を閉じればドレスのような雰囲気でも着られます。背面に大きなボタンがついているから、後ろ姿もかわいいんですよ。このブランドは、日本にも入ってきているのですが、このトレンチは見つけられなかったんです。だから、パリに行くなら絶対買うぞと決めていて、到着して一目散にお店へ行きました!
「DRAWER」では“マノロ ブラニク”のレースパンプスを買いました。深みがありながら鮮やかなグリーンなので、夏の装いのポイントになってくれるなと今から履くのが楽しみです。「ZARA」で買ったのは、今シーズン豊富な、そでコンシャスのブラウス数枚。
ほかには、赤のストライプシャツとオーバーパンツ、薄いグリーンのパンツ、モスグリーンのパンツ、ピンクのパンツ2本、ブルーのスカートなどなど、色ものばかりですね(笑)色×色のコーディネートを極めたいと思います!
最後に、本の読者やインスタフォロワーの方へのメッセージをお願いします。
見ていただきたいけれど、楽しんでもらえるか不安な気持ちもあります。でも…、カラフルな色を使ったコーディネートなど私らしい着こなしを詰め込んで、精一杯愛を込めた一冊です。ぜひ見てもらえるとうれしいです!
田中彩子(たなか・あやこ)
1987年3月28日生まれ。大阪府八尾市出身。幼少時より母の影響でハイエンドなファッションに親しむ。2010年には家族ぐるみで親交のあるアパレル経営者に付いてパリ、フィレンツェ、ミラノで買い付けを経験。2012年に結婚し、男児の母に。ファッション誌の読者モデル、バッグデザイナーとしても活躍する傍ら、2014年に始めたインスタグラムで紹介する自身のファッションが大人気となり、急激にフォロワー数を増やし続けている。本書が初の著書となる。
Instagram:ayako_tanaka_
HP:ayako-jpn.com
Blog:ameblo.jp/ayako-tanaka328