第1回 LA暮らしの便りを送ります
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オーガニック発祥の地、
LAでEMIKOさんが見つけた
食、子育て、ビューティ、暮らしのあれこれ
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はじめまして、EMIKOです。
この夏のLAは驚くほど湿気がなく日中も24℃前後と過ごしやすい日が続きました。
ところが9月に入った途端すごく暑くて今年初めてクーラーをつけたところです。
ご縁あって、夫と2人の娘、私の4人家族が暮らすLAから、BOOKOUTの連載を書かせていただくことになりました。
16年間住んでいたパリを2010年に離れ、家族とともにロサンゼルスに住んで今年で7年目になります。
移住のきっかけはサーフィンを趣味とするカメラマンの夫の希望で“海があって気候も穏やかで自分たちの仕事もできる街”のフィルターにひっかかったのがここLAでした。
ここに住み始めてパリが恋しい日々が続きましたが(自分の希望で来た夫はパリのことはすっかり忘れているようでした)運転にも慣れ、この快適な気候と広い土地、そして日本人も住みやすい食文化を普通に感じ始めた時、私はすっかりこの街に魅了されていました。
LAはあらゆる分野でのオーガニック発祥の地でもあります。
食だけでなくビューティの分野でもオーガニック商品がどんどん開発されています。
先日も私が注目するオーガニックスキンケアの創始者をインタビューする機会がありましたので、そうしたレポートもこれから書き綴っていきたいと思っています。
私自身、自分が40代になったことで今までよりもっと自分が好きなもの、自分に合っているものが明確になってきた気がします。
そして多分以前よりもっと自分らしい自分になっているのではないかと思います。
全部が全部パーフェクトでもないし、それなりに悩みもあるけれど人生もう半分過ぎたから嫌なものは嫌、好きなものは好き、でいいんじゃないかなと思います。
好きなもの、好きなことで生活を固めた方が絶対幸せだから。
ロールモデルのような贅沢すぎる服も車も家もいらないけど、いつも心地よくありたい。
それが私にとっての最大の贅沢。
この連載ではLAを中心に自分の目線にあった、素敵なもの、お勧めしたいもの、素敵な場所、人を紹介していきます。ここに友人が訪ねてくる時にどこに連れて行こうかな、と考える時のような気持ちで綴っていこうと思っています。
みなさま、どうぞよろしくお付き合いください。
次回の更新は9月21日(木)です。お楽しみに。
『きれいをくれるパリの街』