【後編】山崎まいこ先生インタビュー

【後編】山崎まいこ先生インタビュー


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BOOKOUTジャーナルとは

知られざる想いを知る―。
いまいちばん会いたい人に、
いちばん聞きたいことを聞く、
ヒューマンインタビュー。
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撮影/長谷川 梓 
文/安倍佐和子

今、注目のホリスティック医療を追求する
山崎まいこ院長

幼い頃から医学の道を志し、念願の医師となった、まいこホリスティック スキン クリニックの山崎まいこ院長。クリニック開業以来、ホリスティックな提案や、ユニークな美容検査が注目を集め、真の美しさを追求する、健康意識の高い女性たちの間で評判です。ホリスティックと医療の融合を模索する、まいこ院長が目指す健やかな未来とは? 2回にわたってお届けする特別インタビュー! 前編のインタビューに引き続き、診療について聞いていきます。
前編はこちら

患者さんひとりひとりに向き合って丁寧に対応していらっしゃるということですが、具体的にどんなアドバイスをされているのですか?

血液検査や栄養解析をベースにしてアドバイスしていますが、その検査も患者さん本人に委ねています。そして、どんな方もカウンセリングの時間を長くとるように心がけています。なぜ、この検査が必要なのか、なぜこのサプリが必要なのかをていねいに説明する。そのおかげか、継続診療の方が多いんです。患者さんに「これほど話を聞いてくれる先生はいなかった」と言ってもらえると、ほんとうに嬉しくて。それが目指すところでもありますし。患者さんが数回通われたあと、診療室に入ってきたときのオーラがぱあっと明るく変わっていると、アドバイスは間違ってなかったな、と確信できます。逆にあまりオーラが変わっていないと、他のアプローチを考えなきゃ、と。患者さんひとりひとりの根本をみつめて治癒に導く手段を提供したいと、本気で考えています。

まいこホリスティック スキン クリニックのホリスティックな視点とは?

ホリスティックな医療から学ぶことは多く、代替医療従事者にはリスペクトすら感じています。西洋医学を学んだ方の中には、代替医療を否定したり、その逆もあって、代替医療の方は絶対、薬は飲まないなど、極端な方もいらっしゃいます。でも、どちらにも優れたところがあって、私はそのどちらも大事にしたい、つまりバランスが大切だと思っているんです。西洋医学と代替医療のいいところを見極めたいと思っていたので、いち早くメタトロンの波動検査も導入しました。アーユルヴェーダやフィトテラピー、サプリメントのアドバイスなど、統合的な視点を診療にもいかしているんです。

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ホリスティックと西洋医学の相違点や共通点はなんですか?

一番の相違点は、西洋医学は急性期を診るもので、代替医療は慢性期を診るものだということでしょうか。共通点は、どちらも治癒を目的にしていることです。たとえば、炎症が起きているような急性の症状には、薬や外科的な処置は有効ですし、漢方やフィトテラピーといった代替医療法で慢性的な症状に対峙する選択肢もあります。どちらにもそれぞれに優れた点があり、症状によって見極める知識が必要なんですね。ホリスティック研究会等に所属する医療関係者もいらっしゃって、がんの治療に携わっている先生が多いですね。抗がん剤や放射線治療以外の選択肢を研究されているんだと思います。

まいこ先生ご自身の体調管理は? ホリスティックライフとは?

1日終わるとぐったりですが、まずクリニックの環境を整えておきたいので、セージを焚いたり、塩で床拭きしたり、空気を入れ換えたり。ほかの医師たちはそんなことしないと思いますが(笑)。

私自身は、毎朝、ミネラルを入れた白湯、乳酸菌とビタミンCのサプリメントで1日が始まります。食事は、ギーを入れたバターコーヒーだけだったり、季節の野菜にマカ、チアシードとフルボ酸を入れたスムージーだったり。朝と昼はゆっくり食事をとる時間がないので、夕食はゆっくり、楽しく、を心がけています。オーガニックに対してもストイックになりすぎず、楽しく続けられるかを意識しています。夕食後は消化酵素、ビタミンB群、ターメリックのサプリメントも。えっ? サプリメントに頼り過ぎですか?(笑)

クリニックでは、不定期で一般の方に向けた勉強会を開催しているのですが、たとえば、腸内環境のことや、油のことなど。その際にサプリをバイキング方式で試せるサプリBARを提案しています。楽しみながら栄養素やサプリのお勉強ができる環境が必要だと思うので。私自身が習慣にしていることは、湯船に浸かることと毎日の軽いストレッチ。ストレス解消はもっぱらゴルフ。そして、ネガティブなことは言わない、考えないことでしょうか。

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 【商品紹介】

まいこ先生が習慣的に摂取しているサプリメント。
左から、
1、「夜のサプリメントのひとつ。ビタミンB群のサポートに。」 NBcompA 60カプセル入り ¥4,325(税込)/株式会社MSS
2、朝食前の空腹時に、コップ一杯のお水に薄めて飲む、乳酸菌生成エキスは、16種類の乳酸菌を豆乳の中で育て、熟成させて抽出したもの。「毎朝、アルベックスとリポ-カプセルビタミンC、そして、ミネラル水のいのちのめぐみを一杯のぬるま湯に入れて飲んでいます」アルベックス 30包入り ¥8,640(税込) /株式会社ビーアンドエス・コーポレーション
3、「このサプリメントは3日間で肌をなんとかしたいときの特効薬的サプリメントです」リポソーム ビタミンC 1,000mg 30包入り ¥7,776(税込)/株式会社スピック
4、「不足しがちな亜鉛と銅も積極的に摂るようにしています」亜鉛&銅 90粒入り ¥1,728(税込)/西本貿易株式会社

※こちらのサプリメントは、まいこホリスティック スキン クリニックで診察・処方をうけて購入することができます。

 

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【商品紹介】
写真左から、
1、まいこ先生が毎朝ミネラル補給医飲んでいるミネラル水。体調によって酸味を強く感じることが。いのちのめぐみ(ライフプレジャ株式会社)
2、宮古島産のウコン、ビデンスピローサにショウガ、オオムギを加えたハーブティー。「お酒を飲む機会も多いので、そんなときは、夕食後にこのハーブティーをいただきます」。イムタスBPハーブティー ¥4,320(税込)/(株式会社イムダイン)
3、「朝は朝食の代りに、また、空腹を感じたら、バターコーヒーを。このオーガニックのギーは患者さんにもすすめているものです」グラスフェッド・ギー(100g)(株式会社フラット・クラフト)

 

まいこ院長が思い描く未来とは?

自分と同じような理念を持つドクターが増えていったら嬉しいですね。西洋医学と代替医療の融合、ホリスティックな提案ができるドクターが増えることで、きっと心から笑顔でいられる人も増えていく。そうすれば、みんなが心身ともに穏やかになって、世の中はもっと平和になるんじゃないかと思うんです。そのためには、ひとりでも多くの方にこのメッセージを伝えたい、そう強く思っています。

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【Profile】
山崎 まいこ(Maiko Yamasaki)

まいこ ホリスティック スキン クリニック 院長
滋賀医科大学卒業後、大阪市立総合医療センターで臨床研修を行い、大阪市立大学附属病院形成外科、大阪市内の皮フ科常勤医師、大阪市内美容皮膚科院長を経て、Maiko Holistic Skin Clinicを開院
米国Nutrition Therapy Institute日本校卒業
Maiko Holistic Skin Clinic
〒150-0034東京都渋谷区代官山町8-6 ID DAIKANYAMA(アイディ代官山)2F

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