正しい食欲のつくり方


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ワニブックスから新刊を出版した
著者のみなさんに

どこよりも先に取材させていただく
取れたてインタビュー!

ここでしか聞けない
書籍の制作秘話をお伝えします。

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西邨マユミさん画像

今回、書籍を作られていかがでしたか?

私は今日本に住んでいないのですが、編集の方に日本の食の現状を教えていただきながら、楽しく書籍作りをさせていただきました。今の若い女性に体に良い食事の摂り方をどう伝えるべきか考えることは難しかったのですが、マクロビオティックやオーガニックを30年以上やっている強みを活かして、今までにない「食欲」という切り口で作ることができたと思います。

関係者の皆様にサポートしていただいてとても満足のいく仕上がりになりました。「正しい食欲のつくり方」というタイトルが周りの人たちから好評なことも嬉しいです。

西邨さんはアメリカと日本を行き来されていらっしゃいますが、アメリカでも食生活を見直す動きはあるのですが?

そうですね。例えば、普通のスーパーマーケットでは全商品の10%くらいは無農薬の食品を扱っています。野菜だけでなく既製品もオーガニックのものが置いてあるほどです。私はアメリカのアラスカで夏の大半を過ごしていますが、田舎にいてもオーガニックなものは割と楽に手に入るようになっているので、すごく浸透しているんだなと実感しています。

日本人は「アメリカの方が進んでいる」という言い方をしがちですが、実は日本ではもう持っているものなんですよね。私たちはつい外ばかり見てしまうけれど、日本にはクオリティの良いものがたくさんあるんです。

外国の人はその技術も学ぼうとしていて、もしかしたら味噌も10年後にはアメリカの方が良い味噌があるかもしれません。それを先見の目で見ていらした桜沢如一先生をはじめとする方々がきちんとした日本食(味噌や醤油、そば、うどん、豆腐、納豆、セイタン※生麩に似たもの)の作り方を外国の人に教えていたのがマクロビオティック運動で、そこでアメリカに広められた食文化が今日本に帰ってきているのです。かなり遠回りな気もしますが、それでいいんです。

私もそうなのですが、日本人は新しいものを自分の生活に取り入れていくことが好きなので、この本を読んでうまく取り入れていただければと思います。時代に流されるのではなく、「本物を知る」ということを考えながら一緒に動いていくことが大切だと思います。

書籍の中で、レシピも色々と公開されていますが、特に読者の方に試してほしいものはありますか?

どれも作っていただきたいのですが、卵なしで作る豆腐マヨネーズは特におすすめです。このマヨネーズは、野菜にも合うし、魚にかけても美味しくて、どんなものにも合いますよ。揚げ物をタルタルソースで食べると胃が持たれてしまう方も、豆腐マヨネーズに変えればさっぱりと食べられるんですよね。

体調や気分によって、甘みが欲しいときや塩分を足した方が美味しく感じたりすることもありますから、ぜひこの本の中のレシピを実践しながら自分の舌に合わせてアレンジしてほしいですね。

植物性のものを中心に摂る生活をしていると、味覚が変わってきて、その微妙な違いも分かるようになります。そんな変化を楽しんでいただきたいです。
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