心理学から見て「結婚」は人生の墓場なのか?
初めまして、臨床心理士の村松奈美です。
心理学や進化論など科学的根拠も含めた「恋愛の心理学」で、連載させて頂くことになりました! 皆さんの恋愛ライフにぜひ役立てて下さいね♪
第1回目のテーマはズバリ「結婚」
みなさんは、「結婚」と言えば、どんなことを思い浮かべますか?
「人生の墓場」?
「我慢の連続」?
「仮面夫婦」?
正直、世間では結婚ってあまり良いイメージがないような……。
若者の間でも、“結婚しなくてもいい”という人たちも増えてるとか。
それなのに、女性に話を聞くと「早く結婚しなきゃ~」が、かなりの確率で上がるのも正直なところ。
これって、まるで「結婚したいけど、したくない!」と言っているようで、何だか矛盾も感じますが……(笑)。
結婚はネガティブなことではない
でも、そんなみなさんに朗報です。
心理学では決して、結婚をネガティブには考えていません!
私が好きな言葉に、こんなのがあります。
「結婚は、人を成長させる機械だ」
(デヴィッド・シュナーチ博士)
…確かに結婚生活は、一筋縄じゃいかないのも事実です。
大きな価値観の違いに気づいたり、衝突したり、言いたいことがちゃんと伝わらなかったり、思い描いてた結婚生活じゃなかったり。
どんどん不満は溜まっていきます。
そして、これらの悩みを全て、「こんな人と結婚したからだ!」って、相手のせいにしてしまっていませんか?
いいえ、違うんです。それらの“不満”の本当の原因は、自分(あなた)の未熟さにあるのです。
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