宝塚歌劇 雪組公演『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』制作発表会


2019年9月27日、宝塚歌劇団雪組公演『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』の制作発表会が都内で開かれました。

原作は、1984年に公開された、セルジオ・レオーネ監督によるギャング映画。凄まじい勢いで変貌を遂げる20世紀のアメリカ社会を背景に、主人公の少年期、青年期、初老期という3つの時間軸を交差させる緻密な構成、サスペンス的な要素も織り交ぜたドラマティックな展開が熱狂的ファンを生んだ傑作です。
数多のミュージカル作品を生み出してきた小池修一郎氏の脚本・演出により、世界で初めての舞台化。本拠地、宝塚大劇場にて、2020年元旦からの公演となります

パフォーマンスの後、出演者による挨拶が行われました。

主人公のヌードルスを演じるトップスター望海風斗さんは、
「これまで何度かマフィア役を演じるにあたり、勉強のために本作(映画)を観ていたが、大人の世界観、哀愁、一筋縄ではいかない友情や恋愛、そして、耳に残るメロディーに惹かれていた。(脚本・演出の)小池先生もお好きな作品だと聞いていたので、いつか宝塚で舞台化されるならば、私も出演したいと思っており、出演が決まりうれしい」と、待望の作品に対する、熱い意気込みを語りました。

また、デボラを演じるトップ娘役の真彩希帆さんは、
「デボラは、何を思っているんだろうと思わせるような、不思議な瞳をした女性。そんな、少女と大人の狭間を、うまく表現できたらいいなと思います」と話しました。

マックスを演じる彩風咲奈さんは、
「マックス役は私にとって、新しい挑戦。映画で観た、マックスの印象的な表情の中に込められた気持ちを大切に演じたい」
ジミーを演じる彩凪翔さんは、
「意思がしっかりして、自分を持っている。大きな力にも屈しない強さをもっている魅力的なジミーを、説得力をもって演じたい」と、それぞれの意気込みを語りました。

今回、女役のキャロルを演じる男役スターの朝美絢さんは、
「最初は、自分は男役だと思っていた」と笑いを誘う一方で、「キャロルという女性を華やかに、色気たっぷりに演じていきたい」と、思いを語りました。
朝美絢さんの話を受けて、脚本・演出の小池修一郎氏が「男役として出演する場面もある」とフォローし、場内の笑いを誘う場面も。そんな小池さんは、本作の見どころを「人生のアイロニー」と語ります。

確かな実力を備えた望海風斗さんを中心とした雪組が、この作品の世界初のミュージカル化にどのように挑むのか、注目が集まります。

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ミュージカル
『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』
Based on the motion picture Once Upon a Time in America (courtesy of New Regency Productions, Inc.) and the novel The Hoods written by Harry Grey.

脚本・演出/小池 修一郎

宝塚大劇場
2020年1月1日(水)~2 月3日(月)
一般前売:2019年12月7日(土)

東京宝塚劇場
2020年2月21日(金)~3月22日(日)
一般前売:2020年1月19日(日)

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宝塚歌劇団公式HP
https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2020/onceuponatimeinamerica/
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