最終回 新時代を生きるポイントは「神対応」にアリ!? 2021年からの“サバイブ術”を身につけよう。
【星読みヒーラーyujiが“時代のターニングポイント”を徹底解説!】
短期集中連載:「激動の新時代を生き抜くためのヒント(全4回)」
◇連載最終回 新時代を生きるポイントは「神対応」にアリ!? 2021年からの“サバイブ術”を身につけよう。
来るべき新時代の幕開けのための“準備”をすべく、yuji氏が特別に読者のために語った、集中連載「激動の新時代を生き抜くためのヒント」、待望の最終回!
第3回で、「風の時代は自立した個人たちが奏でるハーモニー」「これからは普通/当たり前からいかに脱却できるかがポイント」と語った、yuji氏。連載最終回となる今回は、あらためて2021年がどんな年になるかを伺いつつ、みなさんへyuji氏からの“エモい”メッセージをお届けします。
激動の2020年もあと、残りわずか……。十二星座の本質に迫ることで、あなたがあなたの生まれた意味を知り、あなたの魂に刻まれた道を進むための“星の叡智”が詰まった『星2.0』(光文社)も好評のyuji氏から珠玉のメッセージを受け取り、新しい自分(NEW ME!)となって、2021年を迎えてみませんか?
2021年は自分の“アンテナ”のスキルとセンスが問われる年
――さて、いよいよ最終回となります。来年2021年がどんな年になりそうか、あらためてお話いただいてもよろしいでしょうか?
yuji:ざっくり言いますと、5月13日から7月末をのぞいて、まあまあハードです(笑)。星読み的には木星と土星が水瓶座に入っているとき――今年でいうと2020年3月22日から、7月2日くらいまでに該当するのですが――ここで僕たちが何を体験したかといえば、「緊急事態宣言が出るらしいよ」「ロックダウンするかも」「東京離れたほうがいいのかな?」「買いだめしといたほうがいいかも」などなど“情報”という形で外的な要因がたくさん入ってきたことで、それぞれが自分の根底や土台を揺さぶられましたよね。
――まさに……。「いったい何が起きたんだ?」と世界中が大変な時期でした。
yuji:あれは、まさに水瓶座期のちょっとした現象のひとつ。実は、あの状態が2020年の年末に再来するんです。ということは、どうなるかというと……。そう、なんらかのピリピリした感じとか、「これからどうしようかな?」みたいなものが、来年2021年は、さきほど申し上げた数ヶ月の休息期間以外、ずっと続くというわけです。
――なんと! 今回は、コロナとは違う要因で?
yuji:はい。それだけ聞くとネガティブに思えるかもしれませんね。でも、思い出してみてください。今年の春先からの「予行演習期間」では、みなさんが自分自身に徹底的に向き合い、何が出来るかとか、どんな生き方したいかとか、極端に言うとオルタナティブな生き方について、いろいろ考えたと思うんですよ。そういう、ある意味いいタイミングでもあったと思うんです。
――そうですね。本来の自分と向き合わざるをえないといった、結果的としてポジティブな面も多くありました。
yuji:ですから、あの「予行演習期間」に起きたこと……。たとえば、一気にZoomが普及して、なかにはYouTubeライブをはじめる人なんかもいらっしゃいましたが、それが今後はガンガン主流になっていくイメージです。つまり、上手く新時代の風を取り入れることができた人たちは、ここからむしろ追い風に乗れるのですが、そうではない人たちにとっては、どんどん「ウーン」となっていく可能性が高いかもしれません……。また、冒頭にお伝えしたように「ハード」になる要因のひとつとして、いろんな情報が入ってくることが挙げられます。「この世に生き残る生き物は、変化に対応できる生き物だ」というダーウィンの言葉がありますが、まさにそれ。ただ、変化に対応とは言うものの、「どういう風に対応すればいいの?」というところは、大きなクエスチョンですよね。
――おっしゃる通りです。「予行演習期間」には、いろいろなデマも飛び交いました。
yuji:いろいろなところから情報が来ますからね。東京にいたほうがいい、東京から出たほうがいい、オーガニックがいい、いや、中途半端にオーガニックはよくないとか。それらの膨大な情報から、どれを採用してどの方向に自分の舵を切ればいいのか……。つまり、そこで自分の“アンテナ”のセンスと感覚が問われることになり、情報の取捨選択と、その情報をむしろ能動的に「狩りにいく」スキルが問われることになります。むしろ、これからは情報を積極的に「狩りにいく」ようにしないと、正直な話、おそらく時代に取り残されるのではないかと感じています。僕がnoteをやっている理由も、まさにここで、“課金”というハードルを設けることで、自分に必要なものがわかっている方々と、さらに言うとこちら側が出しているものとシンクロする人たち、それを欲してくれる方たちとダイレクトにつながることができるな、と。
お金を払ってでも自分の欲しい情報を知っているということは、ちゃんと自分が何をサーチしていて何をWantしてるか知っているということに他ならないので。
――それだけ自分に向き合っている、ということですよね。
yuji:はい。それがアイドルの情報でもなんでもいいのですが、とにかくちゃんと知っているということが、必要最低限の条件なんです。では、どう「狩りにいく」か? テレビの場合、どうしても万人に最適化しないといけないので、尖った情報は出て来づらいはず。でも、その尖った情報こそが、これからの風の時代を生きていく上で絶対的な生存戦略になると思っています。したがって、そこをピンポイントにしてチューニングを合わせていくというスキルが、とても重要だということ。ですから、情報に対して受動的、消極的な人は、「何を選択したらいいか、わからない!」状態に陥って、どうしても振り回されかねません。だからこそ、いかに自分のWantに敏感になるか、それ以外をどれだけ省けるか、ということが今まで以上に必要になっていくはず。これは体調面でもそう。断食とか断捨離、あるいは電磁波をいかにカットするかなど、そういう部分にフォーカスしていくといいと思います。
キーワードは「摩訶不思議アドベンチャー」!?
――なるほど、まさに「moreからlessへ」の流れ、そのものですね……。では、2021年をわかりやすくキーワードで表すと、どんな感じになりますか? ちなみに、ブログでは〝摩訶不思議アドベンチャー〟という言葉をお見かけしました(笑)。
yuji:あの摩訶不思議アドベンチャーという言葉は、イメージにすごく近いんです。つまり、結局は、世の中的な「スタンダード」や「当たり前」にはそぐわなくていいよ、ということ。極端に言えば、「好きに生きていいよ(ただし責任は伴いますが)」っていうことなんです。みなさんが小さい頃から塗り固められてきたであろう「◯◯すべき」を全部取り払ったら、どうなると思いますか? 人間界が動物園化するかもしれません(笑)。でも、ある意味においてはそれでいいんです。もしかすると、アルパカが動物園一番の人気が出たり、今までの人気NO.1だったライオンは人気が下がるなんてことが起きるかもしれない。なぜなら、ライオンは昼寝しているから(笑)。閑話休題。もう少しわかりやすくご説明しますと、たとえば、これまでの時代ですと、いい報酬を受けて、いいところに住むというステータス面だけを考えたら、よっぽどの例外を除いて東京や都市部に来るしかなかったと思うんです。でも、これからの時代は、なんなら「離島にいるけど年収1億円!」なんてことが普通にあってもおかしくない。それって、今までの常識からすると摩訶不思議ですよね?
――なるほど。確かに、摩訶不思議です。
yuji:だから月休28日で2日だけ働いて今まで通りの月給をたたき出すみたいなことが、全然アリになってくる時代なんです。だって、たとえば5000人くらいフォロワーがいる方が、仮に何らかのコンテンツを配信してひと月100円をサブスクしてくれたら、それだけで50万円。あるいは、イベントを開催して、YouTubeライブでみなさんがスパチャ(スーパーチャット:youtubeの投げ銭システム。最高5万円まで送ることが可能)してくれて、仮に1時間とか2時間で何千円レベルのスパチャが何本か来たら「時給いくら!?」状態ですよね。極端な話、昼間はずっと寝ていて、夜だけYouTubeライブをやったら、普通に1日1時間しゃべるだけで、「正味労働時間月換算で何時間ですか?」みたいな感じです(笑)。(トル)
――それも、新しい時代の働き方のひとつなんですね!
yuji:そういう、マインドフレキシビリティがめちゃめちゃ重要になってくると思います。いずれにせよ、囲いを持たない、作らないってことなんです。アルパカの檻から出て、アルパカのネームタグ付けて街を闊歩すればいいんです(笑)。もちろん、檻がないということは、飼育員がいないから餌は与えられません。でも、その代わりに野生で転がっている美味しい餌をいっぱいハントできるよ、ということです。
「神様だったらどうする?」こそが、風の時代を生き抜くコツ
―――では、これまでもたくさんお聞きしたのですが、新しい時代を生きる上でのコツについて、もし「裏ワザ」のような心得があれば、お話いただけますか?
yuji:風の時代は200年前後続くのですが、この風の時代に人類が目指すのは、極端に言いますと、人間の意識がいかに神意識に近いところに近づくか、ということ。ですから、これまた極端な言い方をすると、風の時代を生き抜くコツは「これ、神様だったらどうやって対応するかな?」「神様なら、どうリアクションするかな?」っていう、まさに言葉通りの“神対応”なんです。お手本にするのは松下幸之助や本田宗一郎やカーネギーではなくて、「いやいや、もう基本とするのは神様でしょ」みたいな。そんななりきり“神対応”をしていくと、たぶんかなりいい感じになれるのではと思います。偉そうにするということではなく、視座の高さという意味で、自分に神様を召喚して、2人で解決すればいいんです。
――神視点! 思いつきもしない考えですね。
yuji:でも、それってハイパー難しいんですよ(笑)。だって、この俗世で起こりがちな、みなさんの煩悩ベースの悩みって、「どうやったら彼とうまくいきますか」「どうやったらもっと年収アップしますか?」とか、結局俗世のことに根ざしている場合が多かったりしますよね。そこで、「彼氏が別れようって言うんですけど、どうしたらいいですか?」って言われたときに「去る者は追わずでいいですよ。相手が別れたいというのであれば。神様だったらそうするよね」って、めちゃめちゃ勇気が必要ですよね。
――「あなたが幸せならいいよ」なんて、なかなか言えないですよね。
yuji:本当にそうなんですよ。とてもレベルの高いことなんです。でも、裏を返せば、狙わなきゃいけないのも、そこですからね!
――では、最後に。新しい時代を迎える私たちへ、簡単なメッセージをお願いします!
yuji:とにかく「エモくなれ!」と申し上げたいです。いわゆる既存の正義感とか、何が正しい正しくないとか、既定路線がどうとか、そんなものは積極的にアンインストール! そうではなく、自分がいいと思うものを探求したり、それを発信していくことで仲間を見つけていってほしいと思います。ちなみに、少し話はズレるのですが、「人」という字って、よく「二人の人間が支えあっている」なんて言うじゃないですか。でも、あれ違うんですよ。よく見てください! 片方の人が寄りかかってラクをしていますし、片方の人は支えてばかり。全然フェアじゃないんです(笑)。本当にフェアなのは、それぞれが自立してそれぞれが「横」に並ぶこと。だから、「人」という字はズルいんです。
――金八先生は、もう時代錯誤なんですね!
yuji:人という字は支え合ってどうこう、とかじゃないんです。実はあの字はズルいんだよ、みたいな(笑)。ニュートラルにそれぞれが立つことによって、はじめてお互いが依存し合わない形で助け合うことができる。それが21世紀的、令和の時代的、なんなら風の時代的な人の在り方なのかなと思います。
――まさか、のお話でした(笑)。
yuji:ですから、とにかく「常識」を疑うことです。「常識は疑え」、「普通は覆すもの」! 「当たり前」なんて、これからは存在しないぐらいの勢いでいいです。ほら、たまにチャレンジングな人で、「ルールは破るためにある!」なんて言う人がいますよね。もう、あれがデフォルトだと思ってください。まあ、破るというのはだいぶ極端ですけど、ただ「本当にそれ大丈夫?」と、ぜひ、あらゆる物事を疑ってみてほしいんです。
――今聞いておくべきことを、すべてお話いただけたように思います。決して平坦ではない道かもしれませんが、“摩訶不思議アドベンチャー”の精神であらゆる変化にフレキシブルに対応したいと思います。また、快進撃を続けるyujiさんのさらなる新刊、『風の時代に自分を最適化する方法』を片手に(!)、ぜひ、エモく歩んでいきたいと思います。yujiさん、このたびは、本当にありがとうございました!
文:国実マヤコ
人生の羅針盤とも成りえるyujiさんの新刊
『風の時代に自分を最適化する方法』(講談社)
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