職場でのお菓子配り文化、あげる側ともらう側は分かり合えているのか問題

職場でのお菓子配り文化、あげる側ともらう側は分かり合えているのか問題


ゆとりフリーターの「ぬるい哲学」みんな違って、みんな草


「みんな違って、みんないい」の精神で育てられ、
経験至上主義な大人、自由すぎる価値観を持った年下、
年が近いはずなのに分かり合えない同年代に囲まれても
「ふっ(笑)」とあしらうだけのぬるい地獄に浸ってます。

そんな環境でも日々を生き抜くため模索中の
「ゆとりフリーター」が綴る、ぬるい哲学と
想像以上にしんどい!人間図鑑


どうもゆとりフリーターです。
皆さんの職場にお菓子はありますか?
コロナ以前では下火だったお歳暮が、在宅での仕事が増えたことにより、また再熱しているそうじゃないですか。
お歳暮もお菓子配り文化のうちの一つですが、今回私がぬるい哲学でとりあげたいのは、職場で個別にいただく小包装のお菓子についてです。

もらうシチュエーションは様々。
控室などの共有スペースの机の上にメモと共に置かれていたり、休憩時間に直接もらったり。
もらうお菓子のバリエーションも様々。
旅行のお土産の菓子折から、コンビニやスーパーで買えるようなおせんべい、飴、チョコなど。たまに手作りをもらうなんてことも。

私のアルバイト先でも例に漏れず、このお菓子配り文化が、パートさんを筆頭に繁栄を遂げています。
そして、あるバイトの帰り道。いつものように私のカバンの上にそっと供えられていたぱりんこ(三幸製菓)を食べながら私は思ったのです。

「”なぜ”くれるんだろう」と。

これまで「お菓子もらえてラッキー」くらいにしか思っていなかった私も、バイトの度にカバンの上にぱりんこが置かれていると、だんだんと「さすがに申し訳ない」「お返しした方が良いのでは?」と思うようになりました。

人はなぜお菓子配りをするのでしょうか?
配る人はどういう気持ちなのでしょうか?
何か思惑があるのでしょうか?

そう意識をし始めた途端、
私はすでにこの『お菓子配り文化』の闇の迷路に迷い込んでいた……

はい!というわけで今回は「職場でのお菓子配り文化、あげる側ともらう側は分かり合えているのか問題」の万年もらう側代表としてぬるく哲学していきます。

 

資料①小さなお菓子、大きな過ち

『お菓子配り文化』を素直に喜べず負い目を感じ始めてきた私が実際におかした罪を懺悔と共に紹介します。

〜回想〜
あるバイトの帰り際のことだ。
その日はバレンタインの1週間前。
いつものぱりんこがチョコになっていた。

しかもそれは丁寧にラッピングされた小振りで高価そうなチョコだった。
「いつもお世話になってます」の手紙まで添えられ、完全に私に向けて贈ってくれているものだった。

恐れ多かった。

なぜなら、元々こういう行事で問題になりがちな「〇〇ちゃんには貰ったけど〇〇ちゃんからは貰ってない」的なやつが面倒で『万年もらう専門』で統一していた私は、チョコレートを用意していなかったのだ。

しかもその日はバレンタイン当日ではなく1週間前。
シフトをチェックし逆算するとこの日に渡すのがベストと判断された模様。
その用意周到さは繊細な気遣いでもあり、同時に、私を「こんなにしてもらったら返さなきゃ」という気持ちを加速させた。

いつものぱりんこであれば私のマインドセットは「もらっちゃったラッキー」なのだが、この時は変わってしまったのだ。
お菓子と気遣いの重さに緊張が走る
いや、今お返しできるものは無いけど、それでもいつものようにお礼はすぐに伝えよう。
そう思い、パートさんの元へ駆け寄る私……。

「お菓子、ありがとうございました!

 いつもすみません!

 今度ホワイトデーにお返ししますね


ーーー
お分かりいただけただろうか。

負い目や「嫌われたくない」の怨念が心底余計な一言と姿を変えこちらを見つめているのを。
「お返ししますね!」という言葉の裏には私が私のためにしか言っていないセリフであることが伝わるだろうか。
続けてパートさんの返事はこうだった。

「いやいや! そういうつもりじゃないから! 全然! もらってもらって」

私がお返しについて言うことにより、パートさんが見返りを求めてチョコを渡していたとでもいうように位置付けてしまったのだ。
今思い出しても、最後のあの言葉は言うべきではなかったと強く思う……。
〜回想終了〜

以上の経験から、もらう側が憶測で考えても結局それはただの憶測にすぎず、これでは分かり合えないままだと思いました。
そこで私は、「ならいっそのことなんで配ってくれるのか聞いたらいいんじゃね?!」と思い立ったのです!

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Written by yutori_freeter
ゆとりフリーター

1995年生まれの高卒フリーター、音声配信者。21歳の頃、実家の押し入れから音声配信活動を開始。
配信中の番組『ゆとりは笑ってバズりたい』ではバズるにはどうしたら良いか試行錯誤している。現在の番組フォロワー数は3万人。
JAPAN PODCAST AWARDS 2020 ベストパーソナリティ賞ノミネート。
Radiotalk番組
『ゆとりは笑ってバズりたい』
https://radiotalk.jp/program/1877

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