再生回数1億回! 「ゾゾゾ」の落合さんに聞くセカンドシーズン裏話!
2021年現在、すでにチャンネル登録者数71万人を突破、そして、視聴回数1億回突破という偉業を成し遂げ、“最恐”YouTube番組として、まさに無双状態のホラーエンタテインメント番組「ゾゾゾ」。
彼らを一躍有名にしたファーストシーズンに続き、「さらに怖くて、面白い!」と話題沸騰のセカンドシーズンも、無事完結! 前作『読むゾゾゾ』に続き、このたび『読むゾゾゾ2』として、ふたたび書籍化も決定しました。
そこで、番組メインパーソナリティの“落合さん”こと落合陽平さんが、満を持して再登場!
「過酷だった」と語る“恐怖のセカンドシーズン”について、ファン垂涎のオフレコ話もまじえつつ、あらためて振り返っていただきます。
さあ、「ゾゾゾ」のお時間が、再びやって参りました――!
「え、本当にやるの?」ファンの喜びに動揺!?
――セカンドシーズン完結、そして『読むゾゾゾ2』の発売、おめでとうございます。あらためて“セカンドシーズン開始”を知ったときのことをお教えいただけますか?
落合:セカンドシーズン第1回の冒頭でもサクッと言っているんですが、Twitterで開始を知ったんですよ……。Twitterでファンの方が「やったー!」って喜んでくださっていたのは本当にありがたかったのですけれど、とりあえず事実確認のために皆口くん(ディレクター・カメラ・編集担当で発起人)に連絡をとりまして。
で、僕としては「え、本当にやるの?」「しかもまた24回やるの!?」(注:ファーストシーズンは全24回+特別編)という感じで(笑)、頭に吹き出しをつけるなら、まさに「???」状態でした。
――そんなスタートを切ったセカンドシーズンも、無事に最終回を迎えられました。
落合:やっぱりホッとしましたよね。安心感が一番強いです。だって、山奥で丸太の上を渡ったり、真っ暗な山道や床が抜けそうなところを歩いたりするわけですよ? そういう意味でいうと、ケガが一番こわいですよね。
――ファーストシーズンにくらべると、どんな印象でしたか?
落合:より過酷になりましたし、さらに怖かったです。ただ、「帰りたい!」「一人になりたくない!」と言ってもどうせ無駄だろうとか、そういう“慣れ”みたいなものは出てきましたね。まあ、皆口くんに対するあきらめでしょうね……。
――30分間心霊スポットに一人で滞在する“実証実験”にも少しは慣れましたか?
落合:あれは全然慣れなくて、今でもすごく嫌です! 今回はしょうちゃん(長尾)や、まーくん(内田)に振られることも多くて、非常にうれしかったですね。ほかの人に振られたときは、小さくガッツポーズをする感じです(笑)。
皆口さんが“撮れ高の鬼”に!
――さて、引き続き、内田さん、皆口さん、長尾さんというお馴染みメンバー、そして新メンバー・山本さんとのセカンドシーズンでしたが、みなさんの印象は変わりましたか? ちなみに、前回のインタビューでは、内田さんを「愛されるアホ」、皆口さんを「変な人」、長尾さんを「見た目はヤバいけれど、物腰は柔らかい」とおっしゃっていました。
落合:あはは。まーくんは頼もしくなりましたよね。スタッフとしての責任感が出てきたというか。「そこ、床危ないんで、気をつけてください」とか、気遣ってくれるんですよ。前回はもっと「やだやだやだ」みたいな感じだったのですが、セカンドシーズンで、彼の評価は上がりましたよね。
しょうちゃんは、相変わらず冷静ですけど、以前にくらべると楽しんでいる印象を受けます。撮影にワクワクしているというか、テンションもちょっと高いし、よくしゃべるなぁと。まあ、もともと彼は廃墟好きですしね。怖がりつつ、楽しんでいるんだと思います。
イノチャン山荘(注:「佐賀最恐スポット! 殺人事件の噂がある朽ちた廃山荘で恐怖の大捜索! イノチャン山荘)とかブラックハウス(注:監禁された少女の霊に隠された悲しい真実。二つのスポットを巡る恐怖の心霊レポート!ある少女と鉄格子の家〈ホワイトハウス&ブラックハウス〉)では、「もっと突き詰めたい!」というような“野心”すら感じましたね。