お腹を空かせて訪れたいフレンチ 大井町【ポワソンルージュ】
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月一で通っている行きつけのお店、ハレの日のとっておきのお店、
ちょっとニッチで穴場的なお店……。
食いしん坊のファッションライター・arikoさんがつづる
新しい偏愛レストランガイド。
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暑かった夏が終わり、やっと秋めいて来た。
さっぱりしたものばかりを欲していたけれど、こうなってくると俄然、こっくりとしたフランス料理が食べたくなる。コロナを機に自宅から近いレストランを発掘しているうちに通うようになったのがこのポワソンルージュだ。

パリの街角にあるような小粋なファサードとアンティークのポスターがいっぱいの店内は王道のビストロっぽくて、いやが上にも期待が高まる。

メニューを開けば、パテドカンパーニュやブルゴーニュ風エスカルゴ、ニース風サラダに魚のスープ、スープドポアソン、メインには真鯛のポアレにハラミを使ったバヴェットステーキなど、フレンチの王道メニューがずらりと並んでいて嬉しくなってしまう。
アラカルトでも頼めるが、少人数なら前菜、スープ、メイン、デザートを好みで選べるプリフィックススタイルがおすすめだ。


料理はどれもボリュームたっぷり。初めてお店に伺った際、メニューを見ながら、食べたいものばかりなので、前菜、魚、肉にスープをプラスしてお願いしようと欲張った結果、「うちは量が多いので大丈夫ですか?」とマダムからアドバイスをもらった。
大食いには自信があるものの、そこまで言われるならと泣く泣くスープを諦めた。結果、想像を上回るボリューム満点の料理が次々と登場。


ドカンと焼かれた火入ればっちりのステーキを頬張りながら、食べ切れるのかと心配がよぎるもなんとか無事に完食。大人しくアドバイスに従ってよかったと実感した次第。


こちらのシェフはきっとたくさん召し上がる方なのだろうと想像する。料理はどれもおおらかでたっぷり盛りがいい。美味しいものを存分に楽しんでほしいというシェフの気持ちが手に取るように感じられるのだ。しかもこのプリフィクスのコースが4,800〜6,000円、ワインをいただいても1万円程度とこちらが申し訳なくなってしまうほどリーズナブル。

お腹がいっぱいでもデザートは別腹。というわけで、こちらもクラシックなプリンやガトーショコラにこれからの時期ならタルトタタンなど王道揃い。その中でもティラミスのコーヒーの代わりに貴腐ワインを使ったマスカルポーネのケーキが絶品だ。

満腹になったお腹をさすりつつ、ほろ酔い気分で、涼しくなった夜道をぶらぶらと歩きながら帰るのは至福のひと時。食欲の秋、ぜひ、お腹を空かせて訪れてみてほしい。
DATA
POISSON ROUGE(ポワソンルージュ)
住所 〒140-0014 東京都品川区大井1-53-8
営業時間
平日/土曜 11:30~14:30(L.O. 13:30) /17:30~22:30(L.O. 20:30)
祝日 17:30~22:30(L.O. 20:30)
※祝日はディナーのみの営業となります。
※ランチは不定期にお休みありのためご確認下さい。
定休日 日曜日・月曜日
電話番号 03-3775-1660
X(旧Twitter) @poisson2005
*次回は10月27日更新予定です。
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