イギリスでのありえない日常を描いたコミックエッセイ『三十路だけどロンドン暮らし』


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ワニブックスから新刊を出版した
著者のみなさんに

どこよりも先に取材させていただく
取れたてインタビュー!

ここでしか聞けない
書籍の制作秘話をお伝えします。

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人気ブログ『三十路だけどロンドンライフ』にて、自身のイギリス生活を4コマ漫画にして更新し、話題をよんでいたKanaさん。
30歳で仕事を辞め、単身渡英したKanaさんが、イギリスでのありえない日常を描いたコミックエッセイ『三十路だけどロンドン暮らし』が昨年12月に発売となりました。
書籍の制作秘話、そしてイギリスでの生活について、Kanaさんにお話しをお伺いしました。

イラスト正方形

書籍化のオファーが来た時の心境

すごく嬉しいのとともに、実感がわくのに時間がかかりました。
ブログの開設当初は一日一ケタのアクセスしかなかったんです。
イギリスでの日常を漫画にしたいなという気軽な気持ちで、人生初のブログをはじめました。
そのブログが、たくさんの方に読んでいただけるようになり、書籍化のオファーまでいただけて。
この書籍化は本当にブログに遊びに来てくださる方のおかげです。

30歳で単身渡英。Kanaさんがイギリスに住むことになった経緯

中学生の頃から洋楽が好きで、一番好きだったイギリスのアイドルのコンサートに行きたくて、18歳の時に初めてイギリスに行きました。
初めて見る自分の知らない街並み、言葉、人々、文化……全てに感動し「もっとイギリスの事知りたい!」と、いつの間にかアイドルのコンサートよりも、イギリスそのものに惹かれていました。その時、いつかイギリスに住もうと心に決めましたね。

それから月日がたって、社会人になり会社に勤めて過ごしていたのですが、29歳の時、私ももう三十路か……と思い、あの日決めた夢を叶えるなら今しか無い! と思って、30歳で渡英を決めました。
もちろん不安もあったし、勇気もいりましたが、今行動に移さなかったらきっと一生心残りになると思って退職を決め、独身・彼氏無し・崖っぷち30歳でイギリスへ渡りました。

イギリスで生活していて、驚いたこと・衝撃的だった出来事

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イギリスで生活していて最初に驚いたのは、「会計前に店の食べ物を食べる人がいる」ことでした。
スーパーに買い物に行った時、私の目の前にいた一人のイギリス人男性が、売り物の牛乳を目の前であけてゴクゴクと一気に飲み干したんです。
私は「泥棒!?」と思って呆然としていたのですが、その後からっぽの牛乳パックをそのままレジに持っていき、お会計していました。お店の人も特に驚きもせず、普通にお会計。なんとまあ、衝撃的な瞬間でした。


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