ふたごと習い事

ふたごと習い事


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舞台や雑誌などエンタメ業に携わる
YURIさんが、双子の子育てを
あったかくもちょっとコミカルに綴ります。
子育て1年生さんにも役立つ実用もお伝えします。

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最近のはるおうです。車で鬼のお面を被ったまま落ちるの巻。お面の表情も心なしか寝ています。

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さて、早期教育の是非が論じられて久しい昨今ですが、早期教育時期をウカウカと過ぎてしまった我が家でも、3歳ともなると、周りは水泳や英語など、みんな何かしらの習い事をしていることに気づき、うちもなにか習い事でもさせたいな、という気持ちが湧いてきました。

さて、何を習わせようか…。

身体弱めのふたごの体力強化と、次男おうちゃんの喘息改善のために、スイミングは習わせたいな…とは思っていましたが、貴重な土日の時間がとられるのと、送り迎えの面倒さ、そして、大手スポーツクラブのスイミングスクールなどはバッグも水着も指定のものを購入しなければいけなく、入会金・月謝の他に出費のオンパレード。

必然的に腰が重くなりますが、とりあえず、重い腰を上げ、うちから一番近い某大手スポーツクラブのキッズスイミングへ問い合わせてみました。すると、

「土曜の3歳児クラスですか?えーと…、今70人待ちですね」。

は?

近郊の町内会に3歳児ピンポイントでそんないる!?謎。

次に、2番目に近いスポーツクラブに電話すると、「今、47人待ちです」。

少し離れたスイミングスクールも「今は30人くらい待ってますね」。

と軒並み断られ、通える範囲のスクール計6カ所全てダメ。120人待ち、なんてとこもありました。

おいおい。

120人も待ってたら入れるの成人してからじゃないのか?

しかも、どのスクールも1枠づつしか空かないので、2人同時に入るのは難しそう。思いがけずふたごの壁。

しょうがないので、全ての所にキャンセル待ちに登録し連絡を待つことに。

なにこれ。うちの子たち完全に水泳教室待機児童。保活ならぬ水活!

どうやら、どの家庭も「3歳だしそろそろなんか習わせよう」「じゃ、水泳かね」となるようで、3歳児のスイミングスクールは一番立て込んでるのだそう。

まんまとステレオタイプの育児にはまってしまいましたが、うちはおうちゃんの喘息改善がかかっている!日本しね。と言ってられない!指定のバックくらい何個でも買ってやる!

と、無駄な闘志が燃えてきた矢先。

ふと、そういえば、家から少し離れた大通り沿いの建物の、地下が少しだけ覗ける窓から小さなプールが見えたことがあり、以前「へぇ~こんなところにプールがあるんだー」と思ったことをうっすら思い出し、地図から住所を割り出して検索してみると……、引っかかりました、スイミングスクールのHPが!

早速、そのやけに質素なHPに載っている電話番号に問い合わせてみると、「土曜の3歳クラスですね。今1人しかいないので、お2人同時に入れますよ」とのこと。

逆に、は?

そんな簡単に受け入れちゃっていいの!?

しかも、指定のものなどはなにもなく、水着も自由。救世主現る。

でもそこは、断られた某スポーツクラブとは大きな道路を隔ててほぼ真向いに位置するくらいなのにこの差はなに?と、理由を考えてみると、プールが狭かったり、簡易シャワーのみで設備が充実してなかったり、大手スポーツクラブのような画期的なプログラムがなかったりなど、色々理由はありそうですが、とりあえず我が家的には無問題。

しかし、おそらく一番の理由は、HPが簡易的すぎて、web検索の上位に引っかかってこないことが原因かと。やはり生きた情報は足で探さなくてはダメですね。

でも、この激戦、都内のことだけかと思ったら、千葉に住むママ友も3歳の子がスイミングスクールに入れずしばらく待ったそう。

日本全体の現象なのかはわかりませんが、どのスクールも、平日クラスは空いてるとのことだったので、保育園児が集中する土日が激戦なのかもしれません。

ということで、とりあえず我が子をスイミングに通わせたいと思ってるママさんたちは、お早目のリサーチをおススメします!

でも、後日談として、70人待ちだった某大手スイミングスクールにキャンセル待ち登録してから1カ月。「枠が空きました」との連絡が。え?70人どこいった?

水活の謎は深まるばかりです。

他の子がお休みだとほぼプライベートレッスン。遠くから見るとミズスマシのよう。

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夏の男子の原風景。
水泳帽はふざけ魔ふたごにとって恰好のアイテム。

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Banner design&Illustration:CHALK BOY
http://chalkboy.me/

Written by YURI
YURI

YURI(ゆり)/ライター・舞台演出家 学生時代からストリートダンスをはじめ、ダンサーとして活動。ケガにより現役引退後、ダンサーとしての経験を活かし、演出・制作など、数多くのダンス公演に関わる。2005年からダンス舞台の演出家として活動。ダンス舞台のプロデュースなども手掛ける傍ら、ダンス専門誌の編集・ライターをはじめ、さまざまな分野の、書籍、web、などのライターとして活動中。 2014年3月。アラフォー真っ只中、二卵性の男子ツインズを36週で出産。

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