ふたごと発熱対策
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舞台や雑誌などエンタメ業に携わる
YURIさんが、双子の子育てを
あったかくもちょっとコミカルに綴ります。
子育て1年生さんにも役立つ実用もお伝えします。
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こんにちわ。
子どもと発熱。
切っても切れない仲良しコンビですね。
我が家は熱を出しやすいといわれている男子×2なので、発熱はしょっちゅう。保育園から「お熱が高くて」と電話がかかってくることもしょっちゅう。はい、また出ました~という感じでこちらも慣れっこ。
でも、かといって病院を受診しても、ウイルスに対する抗生物質は出ても、発熱の原因が何であれ直接熱を下げる作用のあるものは「38.6℃以上出たときのみ使ってくださいね」という解熱剤(座薬)のみ。38.6℃以上いかなくてもダルそうなときや、ひ~まだ解熱剤入れてそんな経ってないのにもう熱上がってきた~なんてことも度々起こります。
そんなときは、ケミカルに頼らず、地道に“身体を冷やす”ということを積極的にしないとですが、以前、次男が気管支炎で入院したときに看護婦さんから聞いた話によると、熱を下げたいときは、首や脇の下や鼠蹊部(足のつけ根)の太い動脈が通っている部分を冷やすのが効果的なんだそう。冷えピタなどをおでこに貼っても解熱という面では無意味とのこと。
そこで、保冷剤をタオルに包んで身体に巻きつけさせるも、保冷剤は、溶けてくるとビショビショになるし、すぐズレてどっかいって、布団の中で踏んじゃって「ヒッ!」とかなるし、冷たすぎてカタいので、子どもがつけるのを嫌がるので、どーになかならいものかと思ってたとき、見つけました。
はい、コレ。地味な神アイテム。
“わきアイス”さんです。
紐でつながった2つの袋に専用の保冷ジェルパックを入れて背負わせると、ちょうど脇の下に袋がくるので脇が冷やせるよ、というアイテム。
これを見たとき、こんな感じなら自分で作れそうと思ってしまいましたが、それで作った試しがないので、もう余計なことは思わず買いましたが、ホント買って正解。
なんといっても、この4つ付いてくる保冷ジェルが、普通の保冷剤とは違って、冷やしてもカチカチに固まらずムニムニしているので、痛くないらしく、子どもが嫌がらずに装着してくれます。それだけでノーベル平和賞。
そして、子どもが寝てても遊んでても確実に身体にフィットしてはずれないので、絶えず身体を冷やすことができるし、寝てても、着けたままそっと取り替えてあげられるし、袋も厚手のパイル地で、ビショビショになることはなく、優秀選手。
ちなみに、身体を冷やすタイミングは、手足を触ってみて冷たいときは“これから熱が上がりますよ”のサインなので身体を温め、手足が熱かったら、熱が出きった証拠なので冷やしてあげる、というのが鉄則とのこと。ということで、うちのふたごも、手足が熱くなったら即“わきアイス”でここぞとばかりに冷やしています。
でも、この“わきアイス”、注意点は、高熱の場合、保冷ジェルはあっという間にぬるくなってしまい、2時間程で取り替えが必要なのに、そんな短時間では替えの保冷ジェルの冷却が中途半端なので、すぐ替え、またすぐ替え、と頻繁取り替えループにはまってしまいます。
かといって、普通の小さめの保冷剤で代用しようとすると、カタいので子供が嫌がるという結果に。といことで、2セットあれば完璧なのですが、我が家はふたごにもかかわらず意地でも1セットでやり過ごそうと思います。いや、やり過ごしてみせる!ジッチャンの名にかけて。
そして、最大の注意点としては、この専用保冷ジェルは、いざ発熱!となったときにすぐセットできるよう冷凍庫に常時冷やしておくのですが、冷凍庫を自分以外が使う可能性のあるお家は、保冷剤としてお弁当などに使われてしまわないよう、「これは保冷剤じゃないよ!」と一言断っておくことが必要です。(経験談)
わきアイス装着の次男と、スナックパンをマイブームの“サンタ持ち”で持つ長男。次男、元気じゃん…。
節分のとき保育園で作った鬼のお面。たぶん9割方、先生作。
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