ふたごと絵本 その②

ふたごと絵本 その②


 

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舞台や雑誌などエンタメ業に携わる
YURIさんが、双子の子育てを
あったかくもちょっとコミカルに綴ります。
子育て1年生さんにも役立つ実用もお伝えします。

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こんにちわ。 

今回は、前回の続き、絵本のお話で、おススメ絵本をご紹介したいと思いますが、実際おススメしたい本が多すぎて、どの切り口からなにをおススメしたらいいか迷うのですが、今回は、読んでよし、見てよし、の、本棚のそばに平置きしててもちょっとオサレ。的な、あくまでも独断と偏見でセンスいいな~と思った絵本を紹介したいと思います。

まず、クリス・ホートンの絵本シリーズから。

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こちら、クリス・ホートンというアイルランドのデザイナーさんが手掛けてる絵本です。

この絵本に出会ったのは、オランダ人の旦那さんを持つ友人の家で、オランダ語で書かれたこの『ちょっとだけまいご』がポンっとテーブルに置いてあり、その可愛さに一目惚れ。

どうしても同じものが欲しくて検索し、日本語バージョンがあることを知りシリーズで即買い。見た目的にはオランダ語ver.のほうが断然かわいいのですが、実用性をとり日本語ver.を購入しました。当たり前。

で、肝心の子ども達の食いつき度ですが、食いつき度100%

1歳過ぎくらいの頃から読んであげていますが、ビビットな色彩とかわいい絵に惹かれてるようで、何度も読んでくれと要求。『ちょっとだけまいご』は、巣からおちて、まいごになったちびフクロウがおかあさんを探すお話なのですが、内容もいたって簡単でキュート。

『しーっ!ひみつのさくせん』は、4人組の男がひみつのさくせんで鳥をつかまえようとするお話ですが、うちのこたちはこの本で、「イチ・ニーノ・サーン!」という掛け声や、「シーッ!」と口を人差し指で押さえるナイショ話のポーズを、「ママ」という言葉より先に覚え、連発してました。

『どうするジョージ!』は、犬のジョージが留守番を任せられるお話ですが、なんともおとぼけなジョージに大人癒され子供大ウケ。

さて、お次は、新井洋行さんという絵本作家の方の生活密着絵本シリーズ(勝手に命名)。

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この絵本と出会ったのは六本木の森美術館の中にあるアートショップ。

『れいぞうこ』のマヌケな表情を見て思わずジャケ買い。内容は、れいぞうこの中身が「たまごさーん」「はーい」「ぎゅうにゅうさーん」「はーい」と、れいぞうこから出ていくだけなのですが、擬人化された食品たちのかわいさがたまりません。

最終的には朝食が出来上がるのですが、「はーい」というお返事や「いただきます」という言葉など、1歳児にはピッタリ。うちのこたちは、3歳を目前にした今も、たまに開いて「タマゴシャーン」「ハーイ」と自分で読んでいます。

このシリーズまだいっぱいあるようですが、うちは『れいぞうこ』が一番食いつきがよかったです。『といれ』はもちろん永久不滅の人気アイテムforキッズ“うんち”が出てきますが、そこのみ盛りあがっています。 

そして、お次、真打ち登場。
『きょうはマラカスのひ』

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樋勝朋巳さんという方の絵本です。

「あなた、絶対子ども向けに書いてないでしょ?」とツッコみたくなるシュールさ満点。絶妙なバカバカしさがクセになります。

犬?のクネクネさんが、おともだちのフワフワさんとパーマさんとマラカスの発表会をひらくお話なのですが、読み進めていく度に読み手のユーモアセンスを問うべく、著者がニヤッと笑っているのが目に浮かびます。

出産祝いに頂いたものなのですが、そのとき読んでからまず私が虜。そのときはまだ赤ちゃんだったふたごがこの絵本の内容が理解できるようになるまで温め、満を持してついに最近読んであげました。

普段、読み聞かせをしているとき、おしゃべりふたごは途中で、挿絵の中に車などが小さく描かれていたりすると、内容丸無視で「アッ!ブーブーダヨ!ブーブー!」と口を挟んできたり、クライマックスでも最後まで聞かずページを飛ばし始めたりと脱線することが多々あるのですが、この絵本のときは、なんとも不思議な世界観に圧倒されるのか、おとなしく聞いています。そして、親同様、虜に。 

以上、だいたい1歳~3歳くらい対象のおススメの絵本3つでした。

また、折に触れおススメ絵本紹介していこうと思います~

最近の目下お気に入りは、愛に溢れた内容がステキな『ビックフェイスくん』
とくに顔が大きすぎてタクシーに入れないシーンを何度も読まされます。謎。

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Written by YURI
YURI

YURI(ゆり)/ライター・舞台演出家 学生時代からストリートダンスをはじめ、ダンサーとして活動。ケガにより現役引退後、ダンサーとしての経験を活かし、演出・制作など、数多くのダンス公演に関わる。2005年からダンス舞台の演出家として活動。ダンス舞台のプロデュースなども手掛ける傍ら、ダンス専門誌の編集・ライターをはじめ、さまざまな分野の、書籍、web、などのライターとして活動中。 2014年3月。アラフォー真っ只中、二卵性の男子ツインズを36週で出産。

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