ふたごと絵本 その①
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舞台や雑誌などエンタメ業に携わる
YURIさんが、双子の子育てを
あったかくもちょっとコミカルに綴ります。
子育て1年生さんにも役立つ実用もお伝えします。
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明けまして、おめでとうございます。
本年もふたごともども、よろしくお願い致します。
さて、子供が生まれると途端に身近になる絵本。
巷には、大人が読んでも感動しちゃうようなステキな絵本や、は?なにこれ?カオス。
というような絵本まで、様々な絵本があるので、絵本選びにも迷います。
そして、絵本は、買う派、図書館などで借りる派、いろいろ分かれると思いますが、皆さんはどちらですか?
絵本の読み聞かせの美点は今さら私が語るまでもありませんが、絵本によって養われる言語力や創造力、思考の発達は、絵本を繰り返し読んでこそ効果が発揮されるそうで、“多くの絵本”より、“同じものを何度も”読み聞かせすることが大切だそう。
うちの2人も、今でも赤ちゃんのときに読み聞かせていた絵本を出してきては、字は読めないものの暗記している言葉を繋げて自分で読んだり、テレビに映ったものから八ッと思い出して、同じものが出てくる、最近は全然読んでなかった絵本を探しだし、「コレヨンデ~」と持ってくることもあります。
ふむふむ。やっぱり、好きなときに、好きな本を自由に開ける環境は大事だなと、借りる期間が限定されてしまう図書館より、我が家は買う派に決定。
確かに、自分の子供の頃も、お気に入りの絵本は毎日のように開いていたし、いつも行く歯医者さんに置いてあった数少ない数冊の絵本は、行く度に読んでいたので、内容は今でも憶えています。
でも、絵本て意外と高価。
1冊千円越えなんてザラで、中には2~3千円越えの強者もいたりして、それを毎月数冊なんてとてもじゃないですが買えないので、我が家はブックオフオンラインを活用しています。
図書館で借りてみて、気に入った様子なら同じものを購入という手段もよさそうですが、うちの場合、まず要静寂の図書館に2人を連れていくところでつまづくのでネット頼りです。
1冊100円~数百円で買え、高い絵本も半額だったりで、そしてなんと\1,500以上で送料無料。安めの本の場合は4~5冊、高めだと2冊ほど、と、送料無料基準で、毎月絵本代\1,500で少しでも賢くなってくれるなら安い投資!と、だいたい月1でまとめ購入しています。
さらに届く本はみんなキレイで、新品でも次の日には中古風になるようなすぐ汚す2歳児には十分。
もちろん本屋さんでも買いますが、絵本を選ぶ基準は、親の趣味に偏らないように、「好きなものや、今興味がありそうなもの」「未知なもの、ためになりそうなもの」「よくわかならいけど買ってみるか」の3点にバラけて買うようにしています。
そして、一番大切にしていることは、「モウイッカイヨンデ~」の地獄のループにもなるべく応えること。
子供は、同じ言葉を繰り返し聞くことで、言葉を自分のものにしていくとのことなので、ここは親側の“飽き”との戦いです。登場人物の声色を微妙に変えて、自分の演技力を試してみたり、必死に飽きと戦います。忍耐。
2人がもう少し大きくなって、物語を自分で読んで記憶できるようになったら、図書館をがっつり利用させてもらう所存ですが、今のうちは、家がどんどん狭くなっていく現状に目をつむりながら、たくさんの絵本を買って本棚が宝箱になるようにしてあげようと思います。
と、いうことで、次回は、あくまでも独断と偏見のおススメ絵本をご紹介したいと思います~
でも、愛読書はトミカの絵本。親の心子知らず。
保育園の図書コーナーでも借ります。季節感ない写真ですいません。
ふたごによる同時読み聞かせ。聞かされる方は忍耐。
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