【今日も生きてておめでとう!】人気イラストレーター・なおにゃんによる、初のお悩み相談本!


SNSで大人気のメンタル系イラストレーター・なおにゃんさん。
ゆるくかわいいイラストに添えられたメッセージが共感を呼び、気持ちの切り替えや悩んだときの考え方の参考にすなると話題になっています。

そんな、なおにゃんさんによる、初のお悩み相談本『毎日は生存記念日 – 何やってもダメな日だって生きてるだけで偉いから -』では、なおにゃんさん自身がこれまでに悩んだことや、SNSでいただいたお悩みについて、イラスト&エッセイでお答えしました!

ここでは、新刊『毎日は生存記念日』より、読むと心が軽くなる、なおにゃんさんのメッセージをご紹介します。

※本記事は、なおにゃん:著『毎日は生存記念日』(ワニブックス:刊)より一部を抜粋編集したものです。

 

キラキラしている人と比べて落ち込んでしまう

スマホをパッと開けば、何やらキラキラした人たちが、キラキラした場所でキラキラしたことをしている情報が当たり前のように目に飛び込んでくる現代。

その反面、今日も一歩も外に出ず、一日布団の中で過ごしてしまった、何をやっているんだろう……と絶望的な気分になるのは、自分も日常茶飯事である。

でも、そんな時に思うようにしているのは、「じゃあ実際、その人たちみたいになりたいか?」ということ。

例えば、華やかな場所で人気者たちが飲み会をしている写真を見た時、一瞬うらやましいと感じるけれど、実際にそこに行きたいかといったら、正直面倒くさいのが本音。

だって、おしゃれして無理に人に会うよりも、家でゴロゴロしていたい。高い飲み代を払うよりは、コンビニでいろんな種類のアイスを買って何を食べようか迷っていたい。

憧れはするけど、実際に自分がなってみたら意外と大変だったりするのが他人という存在。「実際はどう?」を想像する癖をつけるといいのかも。

隣の芝生は青く見えるけど、実際に住んだら面倒くさそう。
案外、今の自分が幸せだったりするのかも。

 

月曜日は会社に行きたくない

月曜日の朝はどうしてもテンションが上がらず、うつうつとした気持ちで家を出る。どうすれば気分良く過ごせるかというお悩みを頂いた。

月曜日って憂うつですよね。自分も会社員の頃は、そういえば日曜の夜から落ち込んでいた。月曜日を永遠に先延ばしにできたらいいのにとさえ思っていた。

でも、あらかじめ憂うつが来るとわかっているのなら、対策ができる。

自分がおすすめしたいのは、月曜日の朝にちょっとした楽しみを用意すること。
例えば、自分はパンが好きなので、朝起きた時に美味しいパンを用意しておく。しかも月曜日の朝は普段食べるパンよりも数百円高い、ちょっと特別なパン。朝起きた時にあのパンが食べられると思うと、前の日の夜は少しだけ憂うつな気持ちが軽減するし、朝起きた時もちょっとだけ嬉しい気持ちになれる。

食べ物に限らず、新しいコスメとか、服とか、ちょっとした小さな楽しみを月曜日の朝にとっておくのもいい。自分を喜ばせる小さな「仕掛け」を、ぜひ見つけて欲しい。

月曜日の夜に楽しみを作っておくのもいい。
ちょっといい入浴剤を買っておくとか。美味しいデザートが待ってるとか。つらい一日を頑張れるかも。

 

書籍『毎日は生存記念日』ではほかにも、生きづらいモヤモヤを抱えた人へ、気持ちの切り替え方や、悩んだ時におすすめの行動・考え方など、なおにゃんさんらしいメッセージをお届けしています。

・理不尽な対応をされてモヤモヤが消えない
・失敗して落ち込んでしまった時は
・自分なんて価値がないと思ってしまう …etc.

お悩みの処方箋となる62のイラストエッセイを読んで、“今日も生存している”自分を褒めてみるのはいかがでしょうか。

\好評発売中!/
毎日は生存記念日 -何やってもダメな日だって生きてるだけで偉いから-
著:なおにゃん

なおにゃん

茨城県出身。大学卒業後、希望していた出版社に就職するが、職場環境に合わずうつと適応障害と診断されて2度休職する。その後、退職。2020年5月よりX(旧Twitter)でメンタルに関するつぶやきを始めたところ、「共感できる」「心がラクになる」と反響を呼び、フォロワー数は26万人を突破。
現在はイラストレーター、絵本作家として活動しながら、猫たちとのんびり暮らしている。著書に『うつ吸いイラスト帳』『がんばらない練習帳』(永岡書店)、『100年後にはみんな死んでるから気にしないことにした』『うつ逃げ』『今日も一歩も外に出なかったけどいい一日だった。』(ともにKADOKAWA)。
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