ふたごと熱性痙攣 その①

ふたごと熱性痙攣 その①


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舞台や雑誌などエンタメ業に携わる
YURIさんが、双子の子育てを
あったかくもちょっとコミカルに綴ります。
子育て1年生さんにも役立つ実用もお伝えします。

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こんにちわ。

子育ては何が起こるかわかりません。

予測不能なことが日々起こる中で、せめてもの予習にと育児書などを読んでいると、子供特有の病気がこれでもかと連ねられていて不安にかられますが、予習していた中で、コレ、一番恐れていました。

熱性けいれん。

生後6ヶ月~6歳頃までの未発達な脳が、高熱についていけず、なんらかのトラブルが脳内に発生して痙攣が起こるらしいのですが、わりとポピュラーな病気の割に、

【症状】
ガクガクと手足を硬直させて痙攣を起こし意識を失う。
白目を剥いて泡を吹いたり、チアノーゼを起こす場合もあります。と。

怖すぎる。

こんな想像するだけで恐ろしいことは1回でも起こって欲しくないものです!

そして起こりました。

今年のお正月に。まず長男。

そう、1回でも起こって欲しくなかったのに、現在、すでに3回起こっています。
後の2回も後記したいと思いますが、まず長男はるちゃんの巻。 

今年の1月、1歳10ヶ月の頃、いつもより食欲が落ちて熱があったので、近所の小児科を受診すると、喉が赤いので風邪だろうということで風邪薬と解熱剤をもらって帰宅。

夕方に熱が上がってきたので、38.5°C以上でたら使ってOKという解熱剤の座薬を入れて様子を見ていると、少し熱が下がり、おうちゃんと遊んだり、ジュース飲んだりして普通に就寝。

こちらも安心して就寝。

そして、夜中の2時頃。はるちゃんと寝ていたパパさんの「は、はる!?はる!?どうしたっっ!?」というような、言葉にならない叫び声が。慌てて飛び起きると、暗闇の中、身体を反り返らせ、白目をむき、歯を食いしばらせ、ピクピクと小刻みに震えるはるちゃんの姿が。

き、きた・・・

でた、でた、こ、これだ・・・熱性けいれん・・・

パ、パニック!

なにをしていいかわからず名前を呼び続けていると、同じように、以前から熱性痙攣に対して身構えていたというパパさんに、「舌かまないように、な、なんか口にくわえさせて!」と言われ、急いでそこらへんにあったタオルをはるちゃんの口にくわえさせました。

そして、「はるちゃん!はるちゃん!」としか言葉が出てこない私に、パパさんが「落ち着いて!落ち着いて!」と呪文のように私に繰り返しながら、はるちゃんを抱きしめていると、約1分後、明らかにハッと目覚めたような顔になり、痙攣がおさまりました。

でも、その瞬間から、本人も怖くてパニックになったのか、焦点の合わない目で震えるように異常なギャン泣きを始めるはるちゃん。

部屋を明るくし、トーマスのビデオを流し、背中をさすりながら「大丈夫だから!大丈夫だから!怖かったね!もう大丈夫だから!」と、繰り返すこと約10分。

泣き声は次第に小さくなり、「トーマシュ.・・・」と一言。

それから、安心したのかス~っと寝てしまったので、その時点では救急外来には行かず、そのまま寝かせました。

ふ~~~~~、怖すぎるっっ。

そして、次の日、受診すると、「ご両親どちらか熱性痙攣を起こしたことがありますか?」と聞かれたので、パパさんが小さい時起こしたことがあるらしいので、「はい、父親があります」というと、「熱性痙攣は遺伝の影響が大きいので、両親のどちらかが起こしていたりすると起こりやすいんですよね」と。

余計な遺伝子を持ち込んだパパさん。

しかも、後々知ったのですが、痙攣を起こしたときは、誤飲や口の中を傷つけたりするので、絶対に口に物などを入れてはいけないそうです。

予習が中途半端だったパパさん。

しかも呼びかけたり、ゆすったりもしてはいけないそう。

まったく予習が役に立たず、間違いだらけの対応でしたが、無事でよかったです。

とりあえず、痙攣を起こしたら、まず、衣服を緩め、身体を横にし、楽な姿勢をとらせること。そして、痙攣自体は悪さをすることはないので、落ち着いて様子を観察しながら時間を計る。とのこと。そして、5分以上痙攣が止まらいようなら救急車を呼びましょう。とのこと。

いや、あれを5分黙って見てるなんて絶対リーム―。

 

でも、ほとんどの子が1回起こしたらもう起きないとの情報もあり、ちょっと安心。

……いや、そういえばうち、2人いました…。

 

ということで次回は次男編です。

 

空前のだんごむしブーム到来。
24時間体制で探索。

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スコップ代わりに渡した大さじにだんごむしを捕獲し、大きさ比べ。

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Written by YURI
YURI

YURI(ゆり)/ライター・舞台演出家 学生時代からストリートダンスをはじめ、ダンサーとして活動。ケガにより現役引退後、ダンサーとしての経験を活かし、演出・制作など、数多くのダンス公演に関わる。2005年からダンス舞台の演出家として活動。ダンス舞台のプロデュースなども手掛ける傍ら、ダンス専門誌の編集・ライターをはじめ、さまざまな分野の、書籍、web、などのライターとして活動中。 2014年3月。アラフォー真っ只中、二卵性の男子ツインズを36週で出産。

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