【後編】間宮祥太朗×桜田通 スペシャル対談!
間宮:舎弟って(笑)。俺はさ、自分の心の中でだけど、『弱くても勝てます』で出会ったときより通との距離が近くなってる気がする。嬉しいことに、たくさんの作品でいろんな人と会うことが多くなったけど、反対に自分と本当にぴったり合う人って限られるんだなって思うことが増えたというか。本当に気が合う人と出会うって、すごく貴重なことだったんだよ。だから通と全然会ってなくて別の仕事をしていても、すごく心の距離は近く感じる。
桜田:本当にそうで、新しい人と出会うと分かることってたくさんあって。僕はそんなに性格が良くないから、新しい人と会っていまいち波長が合わないなって感じたときに「そう考えると、あの時のあの人っていい人だったな」って気付けたりするんだ。
だから人と出会えば出会うほど、本当に仲良くなった人のことを思い出すし、その差ってなんだろうなって考えると、結局尊敬出来るか出来ないかっていうのが大きい気がする。間宮はやるときやる人じゃないですか。でも、友達ともよく遊んでて、本当に時間の使い方がうまい。それはすごく尊敬してるんだ。
間宮:全然下手くそだよ。オフの日なんか前の日飲んで、そのまま夕方まで寝てるもん。
桜田:いやでも、仕事もして友達ともちゃんと会ってるイメージだから。
間宮:好きなんだよね。友達と過ごすのが俺の中で1番好きな時間だから。
桜田:そういう時間があるからこそ、仕事にも全力を尽くせるのかもしれないけど、そこは自分にない部分だから尊敬する。僕は1週間家にいられるんですよ。仕事をしててもしてなくても。
間宮:家で何してるの?
桜田:ベットに横たわって天井を見上げてる…。
間宮:相変わらず情緒不安定(笑)!
–もっと間宮さんに引っ張り出してもらわないと。
桜田:でも、間宮の誘いはあんまり断ったイメージないけどな。
間宮:それはそうだね。断られたイメージはそんなにないかな。
桜田:どうしても次の日が早いときは断ったこともあったかもしれないけど、基本的には行ってるよね?
間宮:柳は永遠と断るけどな、あいつ(笑)。
桜田:永遠と断るやつもいるんですよ、世の中には(笑)。
間宮:行くって言って来ないとか、自分から誘っておいて帰るとかね。
桜田:彼は奇跡の人だから。
–話を聞いていると、なかなか個性的な4人だったんですね。
桜田:だいぶ個性的だと思います。山﨑賢人も変わってますからね。
間宮:面白かったなー、4人でいるの。
桜田:面白かったね。ガチャガチャだったから。
バレーを始めて2カ月半だけど、
すごい楽しいよ(間宮)
–最近ハマっていることはありますか?
桜田:聞きたいな。間宮、何にハマってるの?
間宮:俺ね、バレーボール。今日さ…(と言いながらボトムを下ろすと、下にトレーニングパンツを履いている)。
–観戦じゃなくて、プレイするほうなんですね。
間宮:やってたから、全日本(選手権)見ましたって感じ。
桜田:何、今日はバレー帰り? それともこれから?
間宮:これから。
桜田:バレー仲間って役者?
間宮:役者もいるけど、カメラマンとか色々だね。
桜田:腕痛くない?
間宮:最初は痛かったけど、週2(回)ぐらいでやってるから、もう慣れた。
桜田:でも普通にバレーボールにハマってるっていいね。いわゆるバレーボール場を借りてやってるわけ?
間宮:借りてるんじゃなくて、一般開放してるバレーの日っていうのがあって、そこで中学生とかに混ざってやってるんだよ。
桜田:絶対目立つでしょう?
間宮:自分も含めこういう仕事をしてる人もいるから、最初はサインを求められたりしたんだけど、ずっと一緒にやってると周りも慣れてくるんだよね。
桜田:またいるって?
間宮:そう、「バレーやる人だ」みたいな感じになってくるから、今は人数足りないときに、高校生とか呼んで一緒にチーム入ってもらってやってるんだ。
桜田:いいね、いいね。健全だな。
間宮:今、バレーを始めて2カ月半だけど、すごい楽しいよ。
–学生時代バレー部だったんですか?
間宮:いや、むしろ全然やったことがなくて。「やらないか」って誘いが来て、今多分20人ぐらいのグループになってる。
桜田:すげー! ポジションは?
間宮:みんな素人ばっかりだし、身長の問題もあって、チームを組むと俺がアタッカーをやってる。
桜田:かっこいいなぁ。でも俺にはできないだろうな。今度勇気出してやってみようかな。
間宮:着替えがあったら、今日一緒に来ればいいじゃん。
桜田:いや、俺みたいな普段やってないヤツがいきなりやったら、(腕が)折れるでしょ。でも見るだけでも見てみたいな。本当にやってるんだっていうのを。結構本気のバレーなの?
間宮:本気だね。最初、みてくれがこんなだから、体育館のコーチみたいな人も冷やかしに来ただけだと思ってたみたい。でも毎週欠かさず来るもんだから、最初は冷たい目で見られてたのが、「集合! はい、ワンポイントレッスン」って、かなり本気モードで教え始めた(笑)。