ふたごと推しキャラ

ふたごと推しキャラ


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舞台や雑誌などエンタメ業に携わる
YURIさんが、双子の子育てを
あったかくもちょっとコミカルに綴ります。
子育て1年生さんにも役立つ実用もお伝えします。

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こんにちわ。

子供はそれぞれ、コレ出せば鉄板。という推しキャラが存在しますが、0~3歳くらいでは、そのぶっちぎりトップはおそらくアンパンマンでしょう。

この方、長年日本中の子供の心を掴んで離さず、首位の座を譲りません。

そして、きかんしゃトーマス、いないいないばぁのワンワン、しまじろう、あたりがきて、女子はそこにディズニープリンセスあたりが入ってくる感じでしょうか。

そんな中、うちのふたごのぶっちぎりの推しキャラは、

“ひょっとこ”。

…なぜ!?

遡ること4ヶ月前。
友人宅の近所の公園でやっていた町内会のお祭りに行ったとき、出し物の1つとして、お囃子に合わせてひょっとこが踊っていたのを見て以来、熱烈なひょっとこファンに。

私的には、どのあたりが心を掴んだのかまったくわからない出し物だったのですが、その日以来、「ヒョットコミル~!」とyoutubeでひょっとこの踊りを毎日のように見ています。

宮崎県日向市のひょっとこ祭りの関係者のみなさま、動画の再生回数を地味に増やしているのはうちのふたごです。

同じ年頃の子たちが夢中の、“おかあさんといっしょ”のブンバ・ボーン!などには目もくれず、2人とも、見よう見まねのひょっとこ踊りのクオリティが日に日にあがってきています。

そして、次に推すキャラは“鬼”。

鬼は、今年の節分に保育園の豆まきで初めて存在を知ってからもう虜。

虜というか、その得体の知れない存在が恐ろしくて仕方ないらしく、なにか言うことを聞かないとき「鬼来るよ!」というと、100%効き目があるので、怖いものみたさ、というか、嫌いすぎて気になってるうちに好きになっちゃったパターンです。

そして、鬼流れ?で、次に推すキャラは“デーモン閣下”。

ある日テレビの相撲中継に映るデーモン閣下のことを「デーモン閣下だよ」と教えて以来、虜。

これまた、「デーモンカッカミル~!」と、iPadの画像検索に現れる無数のデーモン閣下を眺めては喜んでいます。

先日、悪さをするおうちゃんにはるちゃんが「デーモンクルヨ!」と注意していました。
デーモン閣下もそんなにヒマじゃないと思われますが、彼らの中では鬼と同じ存在のようです。

かろうじてアンパンマンやトーマスは人並みには好きなものの、他にも彼らが目を輝かせて食いついたものは、“獅子舞”や“ナマハゲ”など。

どうやら、“得体の知れない怖いもの”に魅力を感じるようです。

そんなシブい趣味の2人は、赤ちゃん時代も、一番興味を示したキャラは日テレのお天気マスコット“そらジロー”。マイナー路線は相変わらずです。

そういえば、子供向けキャラといえば、子供ができる前は、幼児番組やアニメなど一切見なかったので、生後2ヶ月のとき、パパさんと近所の小児科に予防接種に行き、受付で保険証を出すと、当然のように、

「では、はなかっぱ君の扉の前でお待ちください」

と言われ、夫婦同時に、「はい!?」と聞き返してしまいました。

「は、はなかっぱ君て誰…?」

「わかんないけど…カッパっぽいし、これかなぁ?」

と、カッパ風のキャラクターが微笑むイラストが貼られた扉の前で、謎のアウェイ感に襲われた記憶があります。

後から幼児界ではわりとメジャーなキャラと判明し、今では主題歌も歌えてしまうくらい迎合していますが、肝心の2人はというと、やはりはなかっぱ君よりひょっとこ。

今後、妖怪ウォッチやら、なんとかレンジャーやら、次々に出てくる魅惑のキャラたちがひょっとこや鬼に勝る日が来るのでしょうか!?未知です。

ひょっとこになりきって踊る2人。
「ほっかむり」という言葉も早々にマスター。

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推しキャラたちのお面をもらい、大喜びしつつ、夜には怖くなって封印。矛盾だらけ。

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Banner design&Illustration:CHALK BOY
http://chalkboy.me/

 

Written by YURI
YURI

YURI(ゆり)/ライター・舞台演出家 学生時代からストリートダンスをはじめ、ダンサーとして活動。ケガにより現役引退後、ダンサーとしての経験を活かし、演出・制作など、数多くのダンス公演に関わる。2005年からダンス舞台の演出家として活動。ダンス舞台のプロデュースなども手掛ける傍ら、ダンス専門誌の編集・ライターをはじめ、さまざまな分野の、書籍、web、などのライターとして活動中。 2014年3月。アラフォー真っ只中、二卵性の男子ツインズを36週で出産。

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