はじめての「NBA観戦記」

はじめての「NBA観戦記」


『スラムダンク』に影響を受けまくって、中学でバスケをはじめたぼく。

青いぼくの夢は、NBAの選手になることだったよね~。

 

そういえば、ニューヨークに行ったらNBAも見れるやん!

と思いついたところから、ぼくのニューヨーク計画は輝きだしたのでした。

 

ニューヨークといえば、ニックス!!

ゴリのモデルにもなったキングコングことパトリック・ユーイングがかつて在籍!!

そうだニックスの試合見よう!!

めちゃ簡単なチケット予約

いろいろ調べてみると、

ticketmaster(チケットマスター)というサイトで予約できることが判明。

かつてなら「NBAですか……まあ30万円は覚悟してくださいね」とか仲介業者に思い切ってふんだくられたりしてたんでしょうが……。

日本から個人でするっと予約できて、プリントアウトしたものをピッとやってもらえれば入場できて。本当に便利でありがたいIT時代。

サイトで値段を見ながら、空いてる席をポチポチと予約できて簡単。

ミュージカルでもなんでもそうなんですが、とにかく予約が簡単なんですよね。旅行者に優しい、この辺はさすがアメリカ!!

値段はピンきりで、コートサイドとかはカニエ・ウェストとかが予約するんだろうね! という値段!! ぼくも思い切り奮発してニックス対ウィザーズの3万円ぐらいする席をゲット!! 

テロ疑惑

会場は、かの有名なマジソン・スクエア・ガーデン!!

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日本でMadison Square Gardenとロゴが入っただけの通称「マジソンバッグ」は60年代からの10年間で2000万個も売れたのだとか……アメリカへの憧れすごいな。これ豆知識な!

 

勇んで会場入り。手荷物検査でいきなり問題発生!!

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泊まっているホテルのキーが、やたら太い金属の棒状のものだったのですが、それが引っ掛かったようです。

 

「貴様、なんだこれは!!」(口調はイメージ)

「ホテルのキーですよ」

ざわざわ……

 

くわしい担当者を無線で呼んでいてしばらく待たされます。

確かに、このキー見ようによっては「弾丸に見える」かもしれないな……。

担当者が到着。しげしげとキーを眺めます。

「おい、こんなものが許されると思っているのか、それとも貴様のケツの穴を2つにしてほしいのか?

とか言われるかと映画の見すぎでビクビクしていたら……

「あぁ、こういうのあるね」と無罪放免。

ユニフォーム売っていたり、すでに大賑わいの会場。

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円形の会場をぐるっと飲食店が取り囲んでいて、盛況!!

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いつも通り迷子になり、自分の席にたどり着けません(もはや慌てない)

係のおじいちゃんに助けを求めてチケットを見せると

おぉ、おぉこれはいい席じゃ。あっちにいってこうじゃ。楽しむんじゃぞ!」(口調はイメージ)と言われて期待感が高まります。

奮発しすぎ事件

いざ、着席!!

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いい席すぎて引く!!  奮発しすぎたんや、ここまででなくてよかったんや……。

NBAの知識が1992年のドリームチームあたりで止まっているので、

中学時代のバスケ部の友達にLINEで見どころを聞きます。

 

ニックスはカーメロ・アンソニー。

ウィザーズはジョン・ウォールなどなどがやり手らしい。

聞いた矢先に、アンソニーらしき人がサインをしている。

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友人曰く、「激アツ!!  夢の世界」らしいけどよくわからん。

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ヘッドバンドがアンソニー。確かにめちゃくちゃ堂々としていてオーラがあるかも。

いざゲームスタート。正直You Tubeで「スーパープレイ集」とかばかり見ていると、

若干地味な部分もある、そりゃそうだ!! まとめサイトばかり見てんじゃないよ!!

見習うべき「盛り上がり方」

最初は敵チームのフリースローを……

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こんな風に前半戦はおとなしく見ているのだが……

途中でこういうのを渡され……

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膨らませて、バシンバシン叩いて、邪魔するのが楽しい。

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結構選手は引っ込んだり出たりする。

「まさかウォール…前半は捨てたのか?」などとスラダン解説ごっこをして楽しい。

タイムアウトのたびにわらわら出てくる、スーツの人の仕事って何なの? とか。

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広告の仕事で「何のためにいるのかよくわからない人がたくさんいるときの怒り」を勝手に感じたり笑。

ゲーム自体も3点差という接戦でとってもおもしろかったのですが、バスケ以上におもしろかったのが、エンタメとしてのショーと、観客の盛り上がり方!!

叫んで、野次を飛ばして、スーパープレイに酔いしれて。

休憩中のショータイムはとにかく派手!!

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Tシャツトスというコーナーが頻繁にあって、Tシャツのプレゼントがガンガン客席に打ち込まれてくる!!

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観客のダンス大会(目立つ人は大きな画面に映し出される)みたいなのもあって、みんな立ち上がって踊っとる!!

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バスケ以外の場所でも思ったのですが、「人生をとにかく楽しむ」ということにかけては、ほんとうに日本人の感覚とはぜんぜん違っていてこれは見習うべきところだなぁと。

そんなことを思いつつ、マジソン・スクエア・ガーデンをあとにしようとすると……

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みんな食べたものも何でもかんでもゴミを置いていって、こりゃあヒドイ!!

 

ここは日本人を見習って欲しい

お互いに見習うべきところがあるんや……。

1人あたりのエネルギー消費量もゴミの量も突出しているこの国にも、ミニマリズムを実践してもらわんとどうにもならんと、まじめな使命感にも燃えたNBA観戦記でした。

 

【NBA 観戦のコツ】

・予約はWebで簡単にできるよ!

・まぎらわしいものは持っていかないこと。

・思いっきり楽しもう!!

Written by sasaki fumio
sasaki fumio

作家/編集者/ミニマリスト 1979年生まれ。香川県出身。出版社3社を経てフリーに。2014年クリエイティブディレクターの沼畑直樹とともに、『Minimal&Ism』を開設。初の著書『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(小社刊)は、国内16万部突破、22ヶ国語に翻訳される。新刊「ぼくたちは習慣で、できている。」が発売中。

»http://minimalism.jp/

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