![第1回 はじめまして、広海 深海です。](https://www.wanibookout.com/wp-content/themes/gridster-lite-1512/img/title-genzaichi.png)
第1回 はじめまして、広海 深海です。
インスタグラムやYouTubeで人気の広海 深海さんの新連載がスタート!
双子のタレントとしてデビューし、さまざまな経験を経てたどりついた、人生のマイルストーン。
お二人のにぎやかな人生の経歴をはさみつつ、さまざまなテーマについて語って頂きます。
初回はお二人の生い立ちと、現在のお仕事について。
楽しく軽やかに生きるための広くて深い、ここだけの話。
広海 どうも〜。双子の広海 深海です!
深海 って、言われたところでなかには「一体、何者?」と思う人もいるだろうから。
記念すべき連載第一回目はまず、自己紹介から始めましょうか。
広海 ぼく、兄の広海はデジタルマーケティング会社の社長をやっております。
デジタルマーケティングはもちろん、国内外のファッションやビューティーのP R、ときには広告やイベントのディレクションからキャスティングまで一括して担当。わかりやすく一言で説明すると“小さな広告代理店”のようなお仕事をしております。
深海 ぼくはスタイリストをしているんですけど。スタイリングだけでなく、ファッション専門学校で非常勤講師、アパレルブランドやドラマや漫画のファッション監修など、幅広くお仕事させていただいております。
広海 とはいえ、インターンの修行時期を経て、ぼくが独立して会社を作ったのが約3年前。深海ちゃんはスタイリストとして独立したのが24〜25歳の頃で。
深海 それまでは私たち、“広海深海”という芸名で芸能活動していたんですよ。
極貧生活から抜け出すために家を飛び出した、14歳の夏休み
広海 芸能界入りのきっかけは…。デビュー前、ぼくは飲食店でアルバイトをしていたんですけど。そこに芸能界でお仕事をしている人たちがよくきていて。「双子のゲイなんて最高に面白いじゃん!」「なんで芸能界に行かないの?」とやたら言われるようになって。
深海 で、「じゃあ、何かしてみる?」と試しに受けてみたのが『笑っていいとも!』の“花より双子”という素人参加コーナーだったんです。
広海 それをきっかけにスカウトされたんだよね。
深海 でも、実は私たち、最初は芸能界に全く興味がなかったんですよ。興味がないというか、その選択肢がまず自分たちの中になかったというか。
広海 私たち、中卒だしね。
深海 そう、中卒なんです。しかも、14歳のときに二人で実家を飛び出しているっていう。
広海 ママチャリで40分かかる駅まで走って、片道切符を握りしめ電車に飛び乗り、生まれ育った三重の伊勢志摩を飛び出して大阪に向かって。
深海 その理由はまあ色々あるんだけど……それは後々語っていくとして。
広海 一言で言うと「貧乏だったから」になるのかな。
深海 広海深海のWikipediaを開いて“貧乏エピソード”っていうパートを読んでいただければわかると思うんですけど。あれ、だいたい合っていますからね(笑)。私たち、本当にめちゃくちゃ貧乏だったんですよ。
広海 それこそ、14歳の子供が家出するなんて普通なら大事になると思うんだけど。学校の先生も「しょうがないよね」と黙認するほどの家庭環境だったんです。
深海 例えば、学校の進路相談とかあるじゃないですか。私たちにとっては将来のことより「今、どうやって生きていくか」のほうが大切だったから、先生と全く話が噛み合わないんですよ。今日食べることにすら困っているのに、その先の進路や就職を考えろと言われてもチグハグな感じがして……。私たちの生活ではなく教育を支えるのが先生たちの仕事だから、それは当たり前のことなんだけど。当時は「この生活から抜け出すにはどうすればいいか」それしか考えていなかった。
広海 で、そんなときに手に入れたのが携帯電話で。
深海 今も忘れやしない、docomoのFOMA(笑)。
広海 「携帯さえあれば、なんとかなるっしょ」と背中を押されて。
深海 家を飛び出したのが中2の夏休み(笑)。幼い私たちにとっては“今の生活から抜け出すための選択肢”が“ここから出ていくこと”しかなくて。「とにかく、その先のことは出てから考えよう」って、大阪に向かうことになったんだよね。