ふたごと手足口病

ふたごと手足口病


——————————————————————-
 
舞台や雑誌などエンタメ業に携わる
YURIさんが、双子の子育てを
あったかくもちょっとコミカルに綴ります。
子育て1年生さんにも役立つ実用もお伝えします。

——————————————————————-

こんにちわ。

この夏、手足口病が過去最大級の流行をみせていますね。
手足口病とは、手のひら、足、口の中、おしりなどに発疹ができるのが特徴の夏風邪の一つですが、、、

はい。はるおう君、揃って流行にのりました・・・。

うちは熱が出ないパターンだったので、なんか最近ヨダレがでるな~とノンキに思っていたところ、「足にポツポツっと発疹があるので、手足口病かもしれません」という保育園から電話で発覚。

ジミ~に忍びよった手足口病!しかも、二人同時。

あぁ、やっぱりめんどくささにかまけてマグの使い回しするんじゃなかった・・・。
あぁ、はるちゃんの食べ残しを、もったいないからっておうちゃんにあげるんじゃなかった・・・。
あぁ・・・
思い当たるフシだらけ。あとのまつり。

そして看病の日々に突入するわけですが、うちの場合、一番症状が出たのが口の中。
とにかく口の中にできた発疹(口内炎)が痛いらしく、手をずっと口の中に入れているため、ヨダレだらだら。

食事も、基本食欲がないのに加え、固形のものは嫌がって食べないので、ヨーグルトや果物オンリー。それだけではナンだろうと、おかゆや野菜スープをブレンダーでトロトロにしてあげ、なんとか食べてくれる感じに。完全にback to 離乳食初期。
めんどっ!

しかも、体調不良でなにをやってもご機嫌ナナメ。おもちゃ箱のフタが閉まらなかっただけでご立腹のギャン泣き。フタを投げつけ、さわるものみな傷つける勢いで尖りまくってる2匹。
めんどっ!

手足口病は特効薬がなく、ひたすら治るのを待つしかないアナクロな病のため、そんな日々を続けること4~5日間。

ようやく小児科で“登園許可書”なるものをもらって保育園復帰を果たし、泣きたいくらいの開放感に浸っていた数日後、また保育園から「おうちゃんが少しお熱があるので迎えに来てください」と電話が・・・。
その夜は、はるちゃんも熱があがってしまい、次の日病院に連れて行きました。

先生「あ~、手足に発疹出てますね~。手足口病でしょうね~」

「・・・は!?」

そんなっ!うちの子にかぎって!

「いや、そんなことないはずです!この子、4、5日前に治ったばかりなんです~!先生~!」と、すがりつくと、

「今年は何回もかかっちゃう子が多いんですよ~。同じ手足口病でもウィルスの種類が何種類があるので、また別のウィルスにかかっちゃったんでしょうね」

チーン・・・。

だそうです。
みなさま、お気をつけください。

手足口病の写真を載せてもしょうがないので、最近のはるおう君をパチリ。
“箱に入る”ブームは継続中。

twins_10_1

すいか。

 

twins_10_2

 

———————————————————————————————————-

Banner design&Illustration:CHALK BOY
http://chalkboy.me/


Written by YURI

YURI(ゆり)/ライター・舞台演出家
学生時代からストリートダンスをはじめ、ダンサーとして活動。ケガにより現役引退後、ダンサーとしての経験を活かし、演出・制作など、数多くのダンス公演に関わる。2005年からダンス舞台の演出家として活動。ダンス舞台のプロデュースなども手掛ける傍ら、ダンス専門誌の編集・ライターをはじめ、さまざまな分野の、書籍、web、などのライターとして活動中。
2014年3月。アラフォー真っ只中、二卵性の男子ツインズを36週で出産。

»この連載の記事を見る