Twitterでの慈愛に満ちたメッセージが話題! 占い師・サツキメイ特別インタビュー(前編)

Twitterでの慈愛に満ちたメッセージが話題! 占い師・サツキメイ特別インタビュー(前編)


占いファン以外の人にも、占いを……!

――なるほど、優しい言葉の理由が、少し垣間見えたような気がします。では、「占い師」を志すことになった最初のきっかけは何だったのでしょうか? 

サツキメイ:占星術はすでに勉強していたのですが、当時は自分がプロになれるとは実は全く思っていなくて……。なので、心身が回復してきた頃に、ふとブログを始めたのが、振り返れば最初のきっかけかも知れません。とはいえ「占星術って楽しい、役立つ」ということだけが言いたくて、最初は自己満足的に始めたんです。
けれど、それを思いがけずたくさんの方に読んで頂き、鑑定のお問い合わせなども頂くようになりまして。また、たまたま編集者さんが読者にいらっしゃって、仕事のご依頼を頂くようになり、そのまま現在に繋がった感じです。

――すごい、引き寄せていらっしゃいますね!

サツキメイ:あとはそれと並行して、「実は占いをしているのですが、やらせてもらえませんか?」とお願いして、バーなどに座らせて頂いた時期もありました。ごく一般的な感覚の人が集まる場所で、占いをさせてもらいたいと思って。
今でもそうですが、様々な人に占いを身近なものとして “活用して”もらえたらという気持ちがありまして……。だから、「占いファンじゃない方にも受け入れてもらえる言葉を届けられるようになりたい」という想いでやらせて頂いていました。

――武者修行を経て、知名度がアップし、当時はどのようなお気持ちでしたか? 「占い」の世界に飛び込むことに、不安はなかったのでしょうか。

サツキメイ:出版社さんからのご依頼を機に、様々な方が注目してくださるようになって。もちろん嬉しかったのですが、あまりにも大きなお話を頂いたのもあり、実は最初は戸惑いと緊張のほうが大きかったんです。
ただ、丁度「占い」の世界で活動をスタートしたのが30代前半だったので、「体力的にも気力的も、いまなら方向転換しても頑張れるだろう」とも考えて、「とにかく必死で、まずは3年やってみよう」と心に決めたことを覚えています。


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