ふたごと育児日記
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舞台や雑誌などエンタメ業に携わる
YURIさんが、双子の子育てを
あったかくもちょっとコミカルに綴ります。
子育て1年生さんにも役立つ実用もお伝えします。
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こんにちわ。
今回は、思い出したくない、、いや、思い出したくても記憶が断片的な双子新生児~3ヶ月頃のお話です。
なぜ断片的か・・・
それは、意味がわからないほど壮絶だったからです。
まず、双子じゃなくても、新生児は3時間置きの授乳。しかもまだうまく飲めず必死の戦い。
そして、飲むのが遅いので1回につき軽く30分は所要。
そして、出るまで待つゲップ出し。
そして、頻繁なおむつ替え。
そして、タイミングをはかっての沐浴。
そして、吐き戻し、漏れ、汗などで着替え・洗濯・掃除三昧。etc.etc…
それら×2。
朝、食べようと思って黒蜜をかけた信玄餅が、気付くと夕方までそのままテーブルにあったりします・・・。
知ってましたか?信玄餅って、黒蜜をかけて放置しておくときなこに黒蜜が浸透して食べやすくなります。双子育児で発見した裏技です。
それに加え、うちは夜泣きがあったので、真夜中の謎のギャン泣き×2。
2人の耳が発達してからは、片方が泣くともう片方も起きてしまうので、夜中、どちらが泣くと、ビーチフラッグさながら、瞬時に起きて片方を抱え、別室にGO!し、ミルク。
しかも寝不足で意識朦朧なため、さっきどちらに授乳して、どちらがウンチしたのか、わからなくなります。
ふたごあるあるです。
そのため、授乳やウンチの記録は欠かせませんでした。
記録といっても、思い出に記録を・・・などという側面は毛頭なく、そろそろお腹すくな、とか、この泣きはウンチが出てないからか?など予測がついたほうが1mmでも楽になるからです。
いちいち記入するメンドくささより、記録してないために起こる弊害のほうがはるかにメンドくさいのです。
で、なにに記録していたかというと、病院の産後学級で、森永の粉ミルクの試供品とともにもらった“わたしの育児日記”なるノート。
授乳、尿便、睡眠、など一目瞭然。メモ欄も大きく自由度が高いので、熱を記入したり、薬を飲ませるときなど、どちらにいつ飲ませたのかを記入するときに非常に役に立ちました!
色んな人の手を借りる双子育児には、スマフォに入力なんてハイテクな方法より、誰もが書けて見れるノートがベストです。
しかし、ノート2人分はかさばるので、なんとかコンパクトにしたいと試行錯誤しましたが、結局コレに戻りました。
でも、こちらのノートは生後半年分のみ。ママサイドも森永サイドも、だいたい半年つければよしとしましょう。ということなのでしょうが、半年たっても一向にバタバタしていた我が家にはまだまだノートが必要だったので、同じノートを探したら、森永さん、“お客さまの声を活かしました”と、生後半年~1年までの“後期編”、有料で販売してました。
お値段1冊977円。
高っ!
逆にこの値段が無料だったって太っ腹。
ていうか、2冊で¥1954出してまで!?と、一瞬迷いましたが、背に腹はかえられず購入。
届いた“後期編”は、離乳食仕様になっていたり、月齢に合わせたレイアウトになっていて、変わらず使いやすく、お値段納得。必要な方はぜひ!
しかし、私のまわりでは、この育児ノートを知っている先輩ママが多いわりに、みんな続編があることは知りませんでした。
というか、そもそももらったけどつけなかった派多数!
それ、貰えばよかった。。。
当時の授乳記録。見ただけで泣けてきます。
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