【健康本100冊が1冊に!】TVでおなじみの医師が薦める“本当の健康法”とは?


「◯◯が免疫力をあげる」「食事はかならず◯時間あけて」。
いま、世の中にはあらゆる健康にまつわる“情報”が氾濫しています。そのため、いったいどれを信じたらいいのか、何から取り入れたらいいのか、「正しい」情報を見極めることができる一般人は、ほとんど“いない”と言っても過言ではありません……。

そんな“健康迷子”な私たちのお悩みに、ズバッと「最適解」を出してくれるのは、『ホンマでっか!?TV』など、テレビでおなじみ“疲労回復のスペシャリスト”医師・梶本修身。
疲労回復の専門医である梶本氏が、本当に薦めたい健康法、食事、睡眠術などを厳選し、なんと健康本ベストセラー100冊分の「ドクターによる叡智」をギュッと1冊に凝縮したのが、『疲労回復の専門医が選ぶ健康本ベストセラー100冊「すごい回復」を1冊にまとめた本』!

各分野のプロフェッショナルによる“正しい”情報と、本当に効率的な“本当の健康法”について、書籍を一部抜粋しながらご紹介していきます。

 

「疲労回復」のカギは、朝の習慣にアリ!

私たちが「なんだか、疲れたな」と感じるとき、じつは本当に疲れているのは身体ではなく、なんと“脳”なのだとか! 脳は呼吸を司ること、また、すべての感覚を一番に受け取る部位であることからもわかるように、私たちは常に、脳を働かせつづけているというワケなんです。

そんな脳のど真ん中に位置するのが、自律神経の中枢。言わずもがな、血圧や心拍数などの血液循環、消化吸収や体温調節といった体内の大切な機能を調節している神経のことです。そう、「疲労回復」のカギは自律神経にあるといってもいいでしょう。そこで、そんな自律神経をしっかりと働かせるために、もっとも大切な習慣(ポイント)は、朝の過ごしかたにあるんです。

なかでも、大切なのが「朝食」! 朝食には自律神経を目覚めさせる効果があり、食事をとることで消化管が動き、その消化管が司る自律神経もしっかりと稼働をはじめるのだそう。

東洋医学でいう「五臓」を守り、活かす方法が書かれた、中医学博士・尹生花氏による『みんなの臓活』でも、消化器系の脾(臓)と胃を守り活かす習慣として、やはり、朝食の大切さを説いています。

「何より重要なのは朝食です。脾・胃が活発に動く時間帯にエネルギーや潤いのもととなる飲食物が不足すれば、脾はきちんと働くことができません。食べる時間も大切。遅くとも胃の時間である午前9時までには食事をすませるようにしましょう。」(『みんなの臓活』より抜粋

さあ、カーテンを開けて部屋に光を入れたら、まずは午前9時までに「朝食」をとることからはじめてみてはいかが――?

みんなの臓活
著:尹生花

 

栄養ドリンクはNG× 正解は「無調整豆乳」◯

ところで、疲労回復の定番・栄養ドリンク。疲れたとき、思わず手に取ってしまうものの、残念ながら、現状「臨床実験で疲労回復効果が実証された商品はない」という衝撃の事実をご存知ですか? 栄養ドリンクは、カフェインとアルコールで一時的に眠気をとり、気分を高揚させているだけなんです……。

そこで、梶本医師は「間食」で疲れを癒すことを推奨!
おすすめは「甘いものではなくチーズやナッツ類、お肉系のホットスナックなど」だそう。これらの共通点は“ちゃんと小腹を満たしてくれる一方で、GI値(血糖値の上げやすさ)が低い”ということ。昨今「間食=太るもの、健康を害するもの」という常識が変わりつつあるんです。

注意したいのは、一見身体に良さそうな果汁100%のジュース。なんと、健康に良いのは、あくまでも「生のフルーツ」なのだとか。そこで、ジュースを飲みたくなった時におすすめなのが、無調整豆乳!

これまで1万人の女性にダイエット指導した経験を持つ、女性専用パーソナルトレーナーの石本哲郎氏は、その著書『即やせ確定!週末だけダイエット』で、このように述べています。

「朝食から夕食まで、たんぱく質の摂取間隔が6時間以上空いてしまうと、血中のアミノ酸濃度が低下し、筋肉の分解が進んで筋肉量が減りやすくなります。それを防ぐために、間食でたんぱく質を10gほど補給します。無調整豆乳であれば、女性に嬉しいイソフラボン、むくみに効果的なカリウムも摂取できます。」(『友だち幻想』より抜粋

石本氏は、豆乳が苦手な人は「脂質ゼロ、タンパク質が10gほどとれる濃縮タイプのヨーグルトでもOK」と話します。

即やせ確定!週末だけダイエット
著:石本哲郎

 

今日も「疲れた〜」と、ついつい漏らしてしまうあなたへ。「歳だから」と我慢しているあなたへ。その疲労感や不調は、本書に掲載されている「ドクターの叡智」を知ることで、確実に軽減することができます。

また、あらゆる健康習慣が“医師が100冊の健康書から厳選した情報”として掲載されているので、もう、悩む必要もありません。
さあ、人生最強のお守り「健康」を手に入れてみませんか――?

\好評発売中!/
疲労回復の専門医が選ぶ健康本ベストセラー100冊
「すごい回復」を1冊にまとめた本

著:梶本修身

梶本修身(かじもと おさみ)

医学博士。大阪市立大学大学院疲労医学講座特任教授。東京疲労・睡眠クリニック院長。1962年生まれ。大阪大学大学院医学研究科修了。2003年より産官学連携「疲労定量化及び抗疲労食薬開発プロジェクト」統括責任者。ニンテンドーDS『アタマスキャン』をプログラムして「脳年齢」ブームを起こす。著書に『“人疲れ”が嫌いな脳 ラクしてうまくいく人間関係のつくりかた』(幻冬舎)、『なぜあなたの疲れはとれないのか?――最新の疲労医学でわかるすっきり習慣36』(ダイヤモンド社)、『「疲れリセット」即効マニュアル「自律神経」をいたわる生活習慣』(三笠書房)他多数。