【朝10分で作れる!】今すぐ真似したい“イライラ、うつうつ” に効く朝ごはん
新年度がはじまり、はや、2ヶ月――。新しい環境に慣れるために頑張った心と身体が、疲れや緊張から悲鳴を上げはじめる頃です。少しでも早く、自分のストレスや疲労をケアしてあげたいもの。とはいえ、忙しい毎日で特別なことはできない……。
そんな人に今すぐ取り入れて欲しいのが、なんと、“おにぎりと味噌汁だけ”の、シンプルな朝ごはん!
実は“おにぎりと味噌汁”を食べることで、健康、脳の活性化、ダイエットをはじめ、多くのメリットがあることが、科学的にも続々と判明しつつあるんです。
ここでは、料理レシピ本大賞へもエントリーした『ほぼ10分で完成! 食べて健康になる朝食献立 おにぎりと味噌汁だけ』より、この時期特有のイライラ、不安、情緒不安定に“効く”具を使った、あっという間に作れる朝ごはんを紹介します。
「イライラ解消」&「胃腸をととのえる」レシピ!
この時期に作りたい“心を整える”朝食は「桜えびとトマトおにぎり」&「キャベツとかつお節の味噌汁」。桜えびに含まれるカルシウムがイライラを解消し、不安なこの時期に不調になりやすい胃腸を、キャベツがやさしく整えてくれますよ♪
桜えびとトマトおにぎり
〈材料(作りやすい分量)〉
米…1合
乾燥桜えび…大さじ1
ミニトマト…3個
塩…小さじ1/3
〈作り方〉
1. 米を洗って1時間浸水し、水けをきる。
2. 炊飯器の内釜に(1)、塩を入れ、1合の目盛りまで水を加える。乾燥桜えびの半量、ミニトマトをのせて炊飯する。
3. 炊きあがったら残りの乾燥桜えびを加えて全体を混ぜ、3等分にし、三角形に握る。
キャベツとかつお節の味噌汁
〈材料(1人分)〉
キャベツ…葉1枚
かつお節…1/2パック(1.5g)
だし汁…200ml
味噌…小さじ2
〈作り方〉
1. キャベツは一口大にちぎる。
2. 鍋にだし汁を入れて中火にかける。沸いたら(1)、かつお節を加えてキャベツがやわらかくなるまで5分ほど煮る。
3. 火を止めて味噌を溶き入れる。
『ほぼ10分で完成! 食べて健康になる朝食献立 おにぎりと味噌汁だけ』は、NHK『あさイチ』にも出演した「時間栄養学」の第一人者・柴田重信先生監修ということもあり、しっかりとした科学的エビデンスに基づいた、おいしくて健康になれる朝食献立が、なんと50日分も掲載されており、バリエーションは無限大!
「とにかくラク!」「あっという間に作れる!」「作り置きもOK!」。そんな画期的な朝ごはんで心を整え、免疫力もUP♪ “一石二鳥”の美味しい習慣を、明日の朝食からはじめてみませんか――?
写真/柿崎真子
\大好評発売中!/
『おにぎりと味噌汁だけ』
著:表 洋子
監修:柴田 重信
表 洋子(おもて ようこ)
料理家/受験食事マイスター/賢母の食卓主宰
医師である父から食の大切さの影響を受けて育つ。大学卒業後にフランスでの料理研修を経て帰国し、行政や企業で料理講師、食育講座を行う。2012年より名門幼稚園から最難関大学まで毎年多数の合格者を送り出している東京都内の大手進学塾で食育担当として働く。メニュー開発、生徒への料理教室、保護者への食育アドバイスなどを行い、のべ1万人の受験生を食事面からサポートする。その経験をもとに、2019年に受験生の親のための料理教室「賢母の食卓」を開講。現在は講座を行いながら、SNSやメディアを通して心身ともに健康になる食のメソッドを発信している。本書が初の著書になる。
Blog https://ameblo.jp/bienetre101010/
Instagram @omosalondecuisine
柴田 重信(しばたしげのぶ)
早稲田大学先進理工学部 電気・情報生命工学科 教授
1976年九州大学薬学部卒業。1981年同大大学院薬学研究科博士課程修了。2003年より現職。マウス、ヒトを研究対象として、体内時計と健康にかかわる分野の研究を行う「時間栄養学」の第一人者。著書に『時間栄養学入門』(講談社)など。
※本記事は、2022/04/27公開記事「【朝10分で作れる!】今すぐ真似したい“イライラ、うつうつ” に効く朝ごはん」より一部を加筆編集したものです。