最小限のモノしか持たない暮らし“ミニマリズム”とは?
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ワニブックスから新刊を出版した
著者のみなさんに
どこよりも先に取材させていただく
取れたてインタビュー!
ここでしか聞けない
書籍の制作秘話をお伝えします。
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普段は弊社、ワニブックスの編集者として仕事をしている佐々木さん。
そんな佐々木さんが、「最小限のモノしか持たない暮らし“ミニマリズム”」についての初著書『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』を出版しました。
今回は佐々木さんに編集者自身が「著者」という立場になったことについて、そしてモノを持たないミニマリストとしての暮らしについてお話を伺いました。
佐々木さんはワニブックスの編集者として、初めて著書を出版されたわけですけれども、普段はどういうお仕事をされているんですか?
普段はかわいい女の子の写真集や雑誌、DVDを作っています。芸能の仕事ですね。かわいい女の子の写真を撮って、みなさまに届けるという仕事です。
今回、普段の仕事とはまったく関係ないジャンルの著書を出されたわけですが、いつかはご自身が著者として一冊作りたいという思いはお持ちだったんですか?
それは全くなかったですね。自分で何かものを書いたり、誰かに伝えたいことがあるとか思ったことはなくて。ミニマリズムに出会ってからですね。自分で本を書こうとか、そういうふうに思うようになったのは。
ミニマリズムに出会ってから、ご自身でも何かを発信してみようと思われるようになったんですね。
そうです。沼畑さんというカメラマンの方がいらっしゃいまして。その人とミニマリズムについて話していたら、ある日突然僕と二人で更新するためのサイトが作られていたんです(笑)。それまで正直、ブログをしている人の気持ちがわからなかったんです。自分の想いを誰かに知ってほしい、理解してほしいって思う人たちの気持ちが理解できなかった。でも、そのサイトでブログを書くようになってからは、僕でも何か人に伝えられることがあるかも…と思うようになりました。
ご自身が著者として一冊作ることが決まった時のお気持ちはいかがでしたか?
嬉しかったと思いますね。結果的に、中身は自分の思った通りに書けましたし、誰かの意見で「こうしたら?」って言われてもあんまり直していなくて(笑)。そういう面でも、楽しい仕事でしたね。自分の伝えたいことは、ほぼこの本の中に詰まっています。
普段のお仕事と、原稿の執筆を同時進行でされていたかと思うんですけど、大変だったことはありますか?
原稿は会社では書けなくて。ミニマリストの自分と、会社での自分はまったく違う人間なんです。だから執筆する時は基本的には外に行っていました。図書館とか、ファミレスとか。外に行った時はいつもと全然違うモードになっていて、会社に帰ってきたらいつも通りになっていましたね。切り替えていました。