ふたごとおもちゃ王国

ふたごとおもちゃ王国


 

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舞台や雑誌などエンタメ業に携わる
YURIさんが、双子の子育てを
あったかくもちょっとコミカルに綴ります。
子育て1年生さんにも役立つ実用もお伝えします。

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最近のはるおうです。スイミングに通い始めました。プールバックのサイズを間違えました。

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こんにちわ。

そろそろ夏休み。毎年どこ行っても混んでるけど、どこかには出掛けたいし、子どもは喜ばせたいし…とプランを練る日々ですよね。

流行先取りファミリーはレゴランドでしょうか?いや、なにかとアツいユニバーサルスタジオでしょうか?いや、やはり王道TDL&TDSでしょうか?

そんな素敵テーマパークがずらっと顔を揃える中、我が家的にはある意味TDLを越える激アツスポットがあります。

それは、「軽井沢おもちゃ王国」。 

なぜここが、人気テーマパークランキングの上位に入ってこないのか…。北軽井沢という、新幹線が停まる軽井沢駅からちょっと離れた立地のせいなのでしょうか?

我が家は去年たまたま訪れ、魅了され、今年の6月に再訪してまたその魅力を再認識してきました。

まず、全体的に漂うローカル感。

キビキビと見張られるように過ごす臨機応変のカケラもないようなスポットは、窮屈で能動的に楽しめませんが、ここは適度なほっとかれてる感がなんともリラックス。このユルさ、子連れには大事なポイントです。もちろん、ユルくても授乳室やおむつ交換などに困ることはありません。

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(左上)ツリーハウス。南の島のフローネ世代の私が興奮。
(右上)3歳児でもそれなりに楽しめたアスレチック。ヘルメットはぶかぶか。
(左下)帽子を被って車掌さん気分の「GO!GO!キッズトレイン」。チケットでは500円。高っ。
(右下)意外にシルバニアファミリーに食いつた2人。いつもと違う姿も発見できたりなんだり。

そして、おもちゃ王国は3つのエリアからなるのですが、まず1つめがアトラクションエリア。このエリアは、昔懐かしデパートの屋上のような味わいがあり、五感をせめてくる刺激的な乗り物は1つもありませんが、うちの3歳2ヶ月のふたごは、時速5kmくらいで走る電車やゴーカートなど、夢中で楽しんでいました。

そして2つめは、自然・アスレチックエリア。ここは、ツリーハウスや巨大キノコ基地など20種類のアスレチックがあります。アスレチックにはヘルメットと肘と膝のプロテクターをつけて入らなければいけないのですが、それがなんとも子どもの冒険心を煽り、親の撮影心を煽ります。

そして、園内の渓流でニジマス釣りもできちゃいます。どうぶつ広場なるものもありますが、ここはポニーとカモとウサギとブタしかいないので期待はしてはいけません。が、ガッカリした大人たちをよそに、うちのふたごはその素朴さに魅力を見出したようで、ウサギ小屋からしばらく離れませんでした。

そして、この王国最大の魅力ともいえる3つめ、おもちゃの部屋エリアです。それぞれ、リカちゃん部屋、こえだちゃん部屋、トミカプラレール部屋、シルバニアファミリー部屋、ダイヤブロック部屋など、おもちゃメーカーとタイアップしてる(?)遊びたい放題の部屋が11コもあるのです。しかも冷暖房完備。パラダイス。

よく、友達のお家に遊びに行き、自分ちにはないおもちゃに目の色を変えて飛びついている我が子を見ることはありませんか?そう、あの興奮です。巨大おもちゃ箱をひっくり返したような、どんなお金持ちの家に遊びに行くよりも豊富なラインナップ。しかも、このエリア無料。野外にある三輪車も乗り放題。ゆえに、お子さまによっては入園料だけで十分楽しめると思います。

我が家は、この王国を気に入りすぎて2日連続で行ったのですが、1日目はフリーパスで乗り物中心、2日目は入園料のみで無料エリア中心に楽しみましたが、3歳児ふたごはトミカ部屋など目を輝かせて遊んでいました。

そう、お気づきの通り、ここは乳幼児~小学校低学年くらいまでの子どもの楽園。大人目線でのクオリティに欠ける分、子ども目線での楽しさは溢れています。ゆえに、入場ファミリーのほとんどが、大人はビミョーな顔、子どもは嬉々としたキラキラ顔という構図ですが、でもそれで正解だと思うのです。親サイドに媚を売った子どもの遊び場など、本当の遊び場とはいえません。その点、潔さを感じるおもちゃ王国。

そして、今回知ったのですが、この王国、全国に5ヵ所あるらしいです。意外に大所帯。ついでに、イメージキャラクターのシーゲルン1世という王様の名前が、前社長の名前の茂男さんからきてるという事実も知り、その果てしないローカル感にまた魅了された次第です。

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シーゲルン1世と仲間たち

オンシーズンや土日はそれなりに混んでるようなので、ユル感は薄れるかも知れませんが、お近くの方はぜひ夏休みのお出掛け候補に入れてみてください~

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大観覧車やミニジェットコースターなどある中、一番食いついたのはこの足で漕ぐ車。相変わらず趣向が地味。

おもちゃ王国
http://www.omochaoukoku.com/karuizawa/

 

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Banner design&Illustration:CHALK BOY
http://chalkboy.me/

 

 

 

 

 

 

Written by YURI
YURI

YURI(ゆり)/ライター・舞台演出家 学生時代からストリートダンスをはじめ、ダンサーとして活動。ケガにより現役引退後、ダンサーとしての経験を活かし、演出・制作など、数多くのダンス公演に関わる。2005年からダンス舞台の演出家として活動。ダンス舞台のプロデュースなども手掛ける傍ら、ダンス専門誌の編集・ライターをはじめ、さまざまな分野の、書籍、web、などのライターとして活動中。 2014年3月。アラフォー真っ只中、二卵性の男子ツインズを36週で出産。

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