「ついダラダラとSNSを眺めてしまう…」⇒SNSは落書きと思え!/“ムダ時間”削減術


起床。スマホでTwitterをチェック。タイムラインに変化なし。続いて、Facebookをチェック。こちらもとくに、変化なし。通勤中も、昼休み中も、ついついSNSを眺めてしまう。ああ、こうしている間に、企画書の一つでも作成すれば、スーパービジネスマンになれるのに……。

そんなあなたや私の必読書『考えなくてもうまくいく人の習慣』(野呂エイシロウ/ワニブックス刊)。日常生活における“ムダ時間”をいかに効率よく削減するかを指南する。 

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本書によると、人間は“1日に約6万回思考する生き物”だと言われている。しかも、そのうちの約80%が、ネガティブなもの。「夕飯の献立が決まらない」といったライトな悩みから、「上司に嫌われているのではないか……」といったややディープな悩みまで、様々なネガティブ思考を私たちは日々繰り返しているのだ。

そのような不毛な時間を削減するためには、とにもかくにも「考えないようにすること」だと著者は指摘する。とは言え、「どうしたって考えてしまうよ!」という方へ、いますぐ実践できる方法を、本書の中からご紹介したい。

SNSは落書き。じっと見ない

Facebookを10分眺めると、一気に100人を超える人の投稿に接することになる。SNSで接する人間関係が、リアルで接する人間の10倍以上に上ることもあるだろう。「目的を持たないまま見てしまうと、偶然接した情報によって感情が左右されてしまう」と著者は言う。

SNSは情報発信する道具であり、落書き帳くらいに考えておくとよいと思います。落書きに1時間も2時間もかけません。(中略)「お昼10分、夜10分」というように、あなたのタイムスケジュールに応じて時間を区切って楽しむようにするのです。

SNSは落書きだと思うようにする。最初は思えないかもしれないが、マインドコントロールするつもりで取り組んでみると、かなり効果がある。“1日3時間以上、SNSをやっている”といった人は、「浮いた3時間で、新書を1冊読める」と考えると、SNSを見る気も失せるというものだ。

頼まれた仕事は「神速」で

仕事を頼まれても、「いまは別の仕事に取り掛かっていて……」と言い訳したり、「乗り気がしないなあ……」と先延ばしにしたり。その間、「やらなければ」という考えが常に頭にあるため、目の前の仕事の妨げにもなってしまう。

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野球でいうと、頼まれごとは、すでにボールが投げられた状態と言えます。自分のところをめがけて球が飛んできているのに、いつキャッチするか悩む人はいないですよね。迷わず、即やる。考えない。このサイクルが習慣になれば、(中略)たとえばすぐに取りかかれなくても、納期の提案をスムーズに行うことができるようになります。

これまた難しいように思えるが、「考えない、考えない、考えない……」と心の中で念仏のように唱えてみると、意外と“迷わず、即やる”ことが出来るようになる。騙されたと思ってぜひやってみてほしい。

本書には他にも、「買い物は『10分だけ』と決める」「シャツは迷わず『白』を選ぶ」「『人間関係の断捨離』で1日を27時間にする」など、ムダ時間を削減するためのコツが盛りだくさん。いますぐ日常に取り入れることが出来る内容ばかりなので、実践して、“考えなくてもうまくいく人”になろう。

(文=尾崎ムギ子)