ハッピー・ウェディング

ハッピー・ウェディング



自分で包んで手作りのカードを添えれば、
ちょっとしたプレゼントも特別なおくりものに早変わり。
イラストレーター杉浦さやかさんに教わる
かんたんカード作りとラッピングのアイデア。


 


先日久しぶりに結婚のお祝いを贈りました。
会うペースは数年に一度だけれど、中学時代からの長い付き合いの友人。
最後に会った時にお付き合いをはじめたばかりだったけど、
無事籍を入れたといううれしい報告を受けました。
結婚祝いによく贈るのが、ベーシックな日用品。
人を招く時に活躍する白磁の大鉢、木のお盆、ちょっといいまな板……
すでに持っている場合もあるので、親しければ直接欲しいアイテムがないか聞くのも手。
私もいただいて10年、大事に使っているものがいくつもあります。
ただ今回はいい年齢の再婚同士なので、生活道具はほぼ揃っているはず。
ここは欲しいものを自分で選べるほうがいいだろうなぁ、とカタログギフトをチョイスしました。
久しぶりに会う約束をしたので、お祝いは直接渡すことに。
せめて自分でラッピングして、祝福の気持ちを込めたいところ。
ちょうど少し前に谷中の千代紙専門店「いせ辰」を訪れて、
千代紙を色々手に入れたところだったので、
それを使ってラッピングすることにしました。

伝統的な和のモチーフはお祝いを包むのにもってこい。
ネットでカタログの包装は赤を選んでいたので、合う色柄はどれかなぁと探しているうち、
きれいな藤の柄の千代紙が目にとまりました。
藤の花の花言葉って、なにかおめでたい意味があったりするかな……
調べてみると、
「優しさ」「歓迎」「決して離れない」
わぁ、ぴったり。
こうなったら、とことんラッキーモチーフで作ってみることに。
藤柄の千代紙をのし代わりに巻いて、紙のリボンを固結びで結びきり。
タグカードは亀甲柄にして「末長く」の願いを込め、
ツバメを貼りました。
ツバメが巣を作る家は縁起がいいとされ、「商売繁盛」「子孫繁栄」という言い伝えがあります。
くちばしには四つ葉のクローバーもつけちゃおう。
様々な柄がある千代紙ならではの楽しみを見つけて、私にとっても楽しいひと時でした。

千代紙に限らず、ラッキーモチーフでプチタグカードを作って、
お店のラッピングにそっと添えてみよう。
末永く、二人が添い遂げられますように。
新しい生活が、より輝かしいものになることを祈って。

【型紙】
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【ラッキーモチーフ カードの型紙】
ダウンロードはこちら

*次回は7月2日(金)更新予定です。

Written by sugiura sayaka
sugiura sayaka

杉浦さやか(すぎうら・さやか)/1971年生まれ。日本大学藝術学部美術学科卒。大学在学中の1993年よりフリーのイラストレーター。 独自のタッチと視点で描くイラストエッセイが人気を博し、街歩き、旅、映画、おしゃれなど様々なテーマで執筆。『週末ジャパンツアー』『上海を歩こう』『はじめてのハワイ』『おたのしみ歳時記』(小社)、『スクラップ帖のつくりかた』(KKベストセラーズ)、『ニュー東京ホリデイ』(祥伝社)、『うれしいおくりもの』(池田書店)、『おやこデート』(白泉社)など著書多数。 Instagram @sayaka_sugiura  Twitter @saa_aya

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