杉浦さやかのイラストだより いろんな紙で楽しむラッピングアイデア

杉浦さやかのイラストだより いろんな紙で楽しむラッピングアイデア



自分で包んで手作りのカードを添えれば、
ちょっとしたプレゼントも特別なおくりものに早変わり。
イラストレーター杉浦さやかさんに教わる
かんたんカード作りとラッピングのアイデア。


手作りラッピングの醍醐味は、手持ちのもので工夫して包むこと。
きちんとしたお祝いにはきれいなラッピングぺーパーを使いたいけれど、
ちょっとしたおすそ分けや差し入れには、
アイデア勝負の素朴な包みがぴったり。
包装紙以外で包むことに目覚めたのは、友達からのおみやげがきっかけ。
スリランカみやげの粒胡椒が包まれていたのは、
現地の新聞とリボン代わりのビニールテープ。
その無骨な佇まいがとにかくかわいく、
旅のかけらをおすそ分けしてもらえたような気分になりました。
新聞紙やクラフト封筒やカレンダーなどのリサイクル素材は、
飾り気のないひもでシンプルに包むとしっくりきます。
そのひもも、百均などで買うこともありますが、
和菓子の包みやいただきもののひもを取っておいて、こちらもリサイクル。
また素敵な姿に生まれ変わるよう、知恵を絞ります。

 


私は普段からいろんな紙をストックしています。
展覧会のフライヤー、雑誌のきれいな写真、古雑誌や古絵本のページなどなど。
雑誌や本を処分する時に、気に入ったページは取っておいて、
どんどんクリアホルダーに入れていきます。
その紙で手紙を出す時に封筒を作ったり、ラッピングペーパー代わりに使ったり。
中身や相手、季節に合わせてあれこれ組み合わせを考えるのがとても楽しい。
写真や絵に合わせてカードの形を決めたり、リボンの色合いを考えたりと、
どんどんイメージが広がっていきます。

 

紙以外でよくやるのが、プレゼントのおまけとしてストックしている
手ぬぐいやハンカチにプレゼントを包むこと。
紙だと包みにくい丸い缶やビンなどを送る時にもぴったり。
紙ナプキンも、お菓子などを包む時に活躍します。
レトロな柄の紙ナプキンは、昔ながらの食器屋さんや文具店、
海外のスーパーなどで集めたもの。

われものが包まれていたプチプチや(最近はピンクや水色、黒などもあってかわいい)
果物のネット、子どもの落書き、ガチャガチャのカプセル。
私の引き出しには、そこに包まれるのにぴったりの品物と、
ひらめきを待つ素材がたくさん詰まっています。
包装紙以外のラッピング、工作気分でぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

【型紙】
ダウンロードはこちら。       

 

*次回は12月3日(金)更新予定です。

Written by sugiura sayaka
杉浦さやか

杉浦さやか(すぎうら・さやか)/1971年生まれ。日本大学藝術学部美術学科卒。大学在学中の1993年よりフリーのイラストレーター。
独自のタッチと視点で描くイラストエッセイが人気を博し、街歩き、旅、映画、おしゃれなど様々なテーマで執筆。『週末ジャパンツアー』『上海を歩こう』『はじめてのハワイ』『おたのしみ歳時記』(小社)、『スクラップ帖のつくりかた』(KKベストセラーズ)、『ニュー東京ホリデイ』(祥伝社)、『うれしいおくりもの』(池田書店)、『おやこデート』(白泉社)など著書多数。

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Twitter
@saa_aya

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