おみやげ探しは楽し

おみやげ探しは楽し



自分で包んで手作りのカードを添えれば、
ちょっとしたプレゼントも特別なおくりものに早変わり。
イラストレーター杉浦さやかさんに教わる
かんたんカード作りとラッピングのアイデア。


おみやげはとても身近なギフト。
旅の空気のおすそわけに、
よその土地の友達に会いに行く時に持って行く東京みやげ。
都内でだって、何か素敵なものを見つけると、友達にもあげたくなる。
「近々会う予定なのは誰だっけ……」なんて考えながら、
気に入ったものは多めに買うことがくせになっています。

 



以前、兵庫県姫路市の美術館で展覧会をした時には、
何度か東京みやげをたくさん用意する機会がありました。
夏の2ヶ月間の会期の間に3~4回来姫して、
関係者に会う以外にも関西の友人たちに会いに行っていたので、
張り切って東京みやげを仕入れていました。
乙女要素のあるものが好きなので、ロマンチックなテイストのお菓子を選んで
お世話になっている人に贈りました。
あらためて自分が住む場所の手みやげの代表選手を選ぶのは、
とてもワクワクすることでした。

 

宮城県は鳴子温泉で、毎年9月はじめに開かれる「全国こけし祭り」。
長年のゆるいこけしファンで、こけし祭り歴はかれこれ15年ほど。
たくさんのこけしを見て、工人さんから直接買い求め、夜は楽しくお酒を飲み、
東の横綱である鳴子の湯に浸かり……毎回とても楽しみにしているイベント。
そしてもう1つの私の目的は、道の駅に行くこと。
鳴子温泉から車で15分ほどのところにある「あ・ら・伊達な道の駅」は
設備の整った大きな道の駅で、地元特産品が勢ぞろい。
その一角にある、地元のマダムたちによる手作り品の販売コーナーの大ファンなのです。
道の駅の「おかんアート」コーナーはたいがいほんのちょっぴりだけど、
ここはかなりのスペースで、必ずグッとくるものにめぐり合えるのです。
趣味の合う、素朴でかわいいもの好きの友達に嬉々として買っていきます。
ファンシーにラッピングして、おまんじゅうなどとともに渡すのが恒例。


自由にのびのびとは旅行に行けない夏の日々ですが、
今年も近くに遠くにお出かけしたら、とびきりのおみやげを探そうと思います。
みんさま、よい夏を!

 

【型紙】
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*次回は9月3日(金)更新予定です。

Written by sugiura sayaka
杉浦さやか

杉浦さやか(すぎうら・さやか)/1971年生まれ。日本大学藝術学部美術学科卒。大学在学中の1993年よりフリーのイラストレーター。
独自のタッチと視点で描くイラストエッセイが人気を博し、街歩き、旅、映画、おしゃれなど様々なテーマで執筆。『週末ジャパンツアー』『上海を歩こう』『はじめてのハワイ』『おたのしみ歳時記』(小社)、『スクラップ帖のつくりかた』(KKベストセラーズ)、『ニュー東京ホリデイ』(祥伝社)、『うれしいおくりもの』(池田書店)、『おやこデート』(白泉社)など著書多数。

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Twitter
@saa_aya

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