“オンライン映え”間違いナシ! あなたに似合う、夏の「骨格別」おしゃれ(第1回)
「トレンドの服を着たのになんだか似合っていない」「太っていないのに太って見える」「オンライン会議で、いつも地味なイメージ」そう感じることはありませんか――?
「それはあなたの『骨格タイプ』の“短所”を拾っているから」。そう語るのは、骨格診断アナリストの棚田トモコさん。
もともと女性ファッション誌を中心にエディター、ライターとして多くのモデルを見てきた棚田さん曰く、人間には3つの骨格タイプがあり、自分の骨格タイプに似合わないものを着ると、野暮ったくなったり、太って見えるのだそう……。
逆に言えば、自分の骨格タイプを知り、その長所を活かすような服を選んだり、似合うように工夫をするだけで途端に痩せて見えたり、洗練されて見えるということ!
この短期連載(全3回)では、気になるトレンドやアイテムなどをピックアップしながら、骨格診断メソッドの観点を織り交ぜつつ、あなたに似合うこの夏の「骨格別」おしゃれを紹介していきます。
おしゃれの基本は「骨格診断」にアリ!
取材を通して“骨格診断”と出会い、ついには骨格診断アナリストになった棚田さん。
その魅力を、棚田さんは「骨格診断は、これまでわからなかったスタイリングやメイクの悩みをいとも簡単に解決してくれるものだから」と語ります。
棚田さんご自身、洋服の似合う身体になりたくて、スタイルを良く見せるために、ヒールの高い靴をはき、ダイエットに勤しむも、なかなか思うような結果は出なかったそう……。
そんな日々の中で、自分に合わない着こなしの“理由”をしっかりと提示してくれたのが、骨格診断だったのです。
わかったことは、身体のバランスをよく見せるために、高いヒールをはいたり、必要以上に細い身体になる必要はない、ということ。
知れば知るほど、腑に落ちることばかり。“似合わない理由”がはっきりとすることで、自分に似合うものはもちろん、似合わないものをどうやって着こなせるようになるかという解決策までわかるようになっていったそうです。
まさに、「骨格診断」は、おしゃれの基本というわけですね!
まずは、あなたの「骨格タイプ」をジャッジ!
あなたは自分の骨格タイプをご存知ですか?
ご存知なければ、今すぐ自分の「骨格タイプ」を知りましょう。
まずは、以下の項目にあてはまるものをチェックしてみてください。
これら3つの骨格タイプのうちで、チェック項目が一番多かったものが、あなたの骨格タイプになります。
ストレートタイプ
1. 首が短い
2. 鎖骨が出ていない
3. 手の平がふっくらとしていて厚みがあり、ころんと丸い
4. 身長のわりに足のサイズが小さい
5. 腰位置が高く、お尻の上部に厚みがある
6. ウエストのくびれがない
ウェーブタイプ
1. 下半身に比べ上半身が薄い(横からみると上半身が薄い)
2. 首が長め
3. 太ると下半身にボリュームが出る
4. 鎖骨が目立ち、かつ細い
5. お尻と腰の境目がわかりにくい(お尻上部のふくらみがない)
6. 二の腕が細い
ナチュラルタイプ
1. 手や足のサイズが大きい
2. 膝やくるぶしなどの骨が目立つ
3. いかり肩気味
4. 首筋や手の筋がしっかりしていて目立つ
5. 指は細いのに関節が太いので指輪がくるくるまわる
6. 骨のほうが目立ち、胸やお尻が目立たない
ズバリ、あなたに似合う、ファッションは?
さて、あなたの「骨格タイプ」はどれに当てはまりましたか?
まず、ストレートタイプのあなたは、筋肉のハリが目立つ骨格タイプで、身体を横から見たときに凹凸があり、グラマラスな印象です。
このタイプはベーシックな服、“いい女っぽい服”がよく似合うでしょう。
次に、ウェーブタイプのあなたは、上半身が薄く、下半身にボリュームがある骨格タイプで、可憐な印象があります。
筋肉はつきにくく、とろんと柔らかい肌が特徴なので、シフォンなどの柔らかい生地のものや、パフスリーブなど可愛らしいデザインの服が似合うはず。
そして、ナチュラルタイプ。この体型の方は、骨が発達しているタイプで、肩幅がしっかりしており、膝のお皿や肘、くるぶしなども大きいのが特徴です。
手足も、身長に対して大きいはず。そこで、彼とシェアできそうな大きめの服やマニッシュな印象のものがよく似合う、スタイリッシュな体型といえるでしょう。
(イラスト:chona)
さて、「骨格タイプ」がわかったら、次は自分の「キレイの引き出し」を開けていく作業に入りましょう。
第2回は、夏に必須アイテム・Tシャツを取り上げ、それぞれの骨格タイプの良さを活かした、おしゃれに見える“サイズ感”について、詳しくご紹介していきます!
*次回は6月23日(水)更新予定です。
イラスト/chona
https://chona-illust.com/
棚田トモコ
光文社CLASSY.やJJなどを中心にファッションや美容ページ企画などのライターとして活躍する傍ら、骨格診断ファッションアナリスト協会認定公(ICBI INTERNATIONAL)にて骨格診断のディプロマを取得。以降〝骨格診断アナリスト〟としても活動中。