【interview】“28万いいね”がつく、家族が喜ぶ「ごはんレシピ」とは?


あたたかい手描きイラスト、レストラン顔負けのメニュー表、そして、家にあるもので簡単に作れるうれしいレシピで、今やTwitterフォロワー26万人(!)と多くのファンを獲得するのは、料理アカウント・まいのおやつさん。

なかでも、考案に2年をかけたという「もっちもちチーズいももち」は、なんと“28万いいね”がつき、ネットニュースにも取り上げられるほどの話題に――!

そこで、待望の書籍『作るのも食べるのも! まちどおしくなるごはん』を上梓したばかりのまいのおやつさんに、気になるアレやコレについてお話を伺いました♪

 

「お店みたい」「絶品」と、うれしい反響!

――『作るのも食べるのも! まちどおしくなるごはん』出版おめでとうございます! SNSでは、すでにたくさんのファンがいらっしゃいますが、これまでもっとも反響の大きかったレシピをお教えいただけますか? 

まいのおやつ:ありがとうございます! 投稿をいつも見てくださっている方々に感謝の気持ちでいっぱいです。一番反響があったのは、本の表紙にもなっている、中からゆで卵の黄身がとろ〜っと流れ出すハンバーグ(注:「ゆで卵とろ〜りハンバーグ」)です。
これまでたくさんの方が作ってくださり、「『お店みたい!』と喜んでもらえた」「絶品でした」等のうれしいメッセージをいただきました。また大事なお誕生日や記念日に作ってくださる方も多く、「おいしかった」と教えていただけると私まで幸せな気持ちになりました。

――まいのおやつさんといえば、カラフルで楽しいメニュー表! いつもそのクオリティに驚かされるのですが、これからメニュー表を作りたいと思った際に、何か“コツ”があればぜひお教えください。

まいのおやつ:ありがとうございます。小さい頃から絵を描くことが大好きで、今も続けています。書きやすいお気に入りのボールペンがあると文字や絵を描くのが楽しくなるし、筆ペンが一本あるだけでも一気に雰囲気が出るのでおすすめです。本にはダウンロードして使えるメニュー表テンプレ―トがついているので、こちらもぜひ試していただきたいです。

 

最初にトライしてほしいレシピは、これ!

――子育てや仕事で忙しい毎日、まいのおやつさんのレシピは“作るのも” 楽しもうと工夫されている点が、大きな魅力だと思います。そこで、「ごはん作りが面倒&苦手」という人たちへ、最初にトライしてほしい、おすすめレシピはありますか?

まいのおやつ:特におすすめなのは二つあるのですが、「中はとろっと焼きオムライス」と「長芋と豚キムチの包み焼き」です。「中はとろっと焼きオムライス」はチキンライスはレンジ、卵部分はトースターでできるので洗い物も少なくお手軽に作ることができます。卵で包むのが苦手な私が重宝している作り方で、中はとろっと半熟になるのがおすすめポイントです。二つ目の「長芋と豚キムチの包み焼き」はホイルに包んでトースターに入れて待つだけなのに、ボリューム満点でごはんが進むピリ辛おかずになるので気に入っています。

 

――これまで、ご家族にもっとも喜ばれたレシピは? また、たくさんのメニューの中で、一番登場頻度の高いレシピは何でしょう? 

まいのおやつ:これまでに何度も作って一番喜ばれたのは「我が家のトンテキ」です。仕事終わりの夫に「今日はトンテキ」と伝えると「やったー!」と喜んでもらえてうれしくなります。ふっくらジューシーでタレが決め手のメニューです。一週間頑張った週末に作るようにしています。

 

「イメージしてもらいやすいように、料理の工程をイラストで描いたところがこだわりポイントです! 作るのも食べるのも待ち遠しくなるようなレシピ本を目指しました。この本が少しでもお役に立てるとうれしいです」と話す、まいのおやつさん待望の書籍『作るのも食べるのも! まちどおしくなるごはん』。

“28万いいね”の「もっちもちチーズいももち」はもちろん、定番おかずから特別な日に食べたいごぼうびおかずなど、シーン別・とっておきの77品を掲載。ダウンロードして使えるメニュー表のテンプレートが8種類ついているのもうれしいポイントですね♪

あたたかいイラストにほっこり癒されながら、大切な誰かに、頑張った自分に――やみつき間違いなしの絶品ごはんをどうぞ!

写真/市瀬真以、文/国実マヤコ

作るのも食べるのも! まちどおしくなるごはん
著:まいのおやつ

まいのおやつ 

「ちょっとの工夫で毎日楽しく」をモットーに、イラストレシピをSNSに投稿している。あたたかいタッチのイラストと、毎日の献立を書いた手作りのメニュー表で人気に。現在Twitterのフォロワー数は26万人(2022年3月時点)。
Twitter @mainooyatsu
Instagram @mainooyatsu