【子どもの視力低下に】医者がすすめる「子どもの目を守る」習慣とは?


パソコンやスマホの普及にともない、昨今、子どもたちもYouTubeをはじめとした動画コンテンツを楽しむ機会が増えています。
とくにコロナ禍では、学習のためのタブレット使用はおろか、自分たちが仕事をするために、やむなく子どもにタブレットやテレビを見せることも多く、「このままでは、いつ近視になることやら……」と、子どもの視力低下に不安を覚える親御さんも多いはず。

そんな、タブレット学習&コロナ禍で低下した子どもたちの視力を、なんと、楽しみながら守ることができるのは、メディア出演の絶えない人気眼科医・平松類先生の新刊『お医者さんが考えた 目まもりドリル』。画期的な“眼トレ”絵本の登場です!

この春、子どもの新しい習慣に“眼トレ”を加えてみませんか――?

 

“眼トレ”が親たちの心強い味方となるワケ

「子どもの目を守るなら、とりあえずYouTubeを見る時間を減らさなければ……」そうため息をついた親御さんも多いかもしれません。しかし、平松先生はこう語ります。

「子どもたちにゲームをするなとかYouTubeを見るなというのは無理な話です。ですから、現実的でない無理な解決策ではなくて、現実的にできることを提案していきたいと思い、この目まもりドリルを作りました」。

そう、子どもにけっして“我慢”を強いることなく、楽しく読み聞かせたり、子ども自身に読ませるだけで“眼トレ”ができてしまう「目がよくなるゲーム」「目のはたらきをよくするトレーニング」があるんです!

子どもが大好きな「まちがいさがし」「めいろ」「絵さがし」「しりとり」など、楽しく遊びながら“広く視線を動かす”ことで、目のはたらきを高めることができるとは、嬉しいかぎりですね。

 

「ガボール・アイ」に、今すぐチャレンジ!

ゲームでたっぷり楽しんだあとは、平松先生曰く「毎日続ければ少しずつ目のはたらきがよくなって、ゲームも早くクリアできるようになっていく」という、子どもも大喜びの“眼トレ”を! ここでは、特別にPC/スマホのモニタ越しでもできる「ガボール・アイ」をご紹介しましょう。

通常、私たちが目で見たものの情報はまず脳に送られ、それを脳が処理することで、はじめて“ものが見える”のですが、この「ガボール・アイ」は、目で見たものを“脳で処理する力”をバッチリ鍛えることができます。毎日10分だけでも十分効果があるので、ぜひ、以下の要領でお子さんと一緒にトライしてみてくださいね♪

トレーニングのやり方

1. 「この画像でトレーニング!」のスタートのシマ模様をよく見ておぼえる。
2. 下の画像の順番をくり返しながらゴールを目指す(注:すすみ方の「答え合わせ」は記事の最後にあります)。


3. 終わったら、好きなシマ模様をえらんで、おなじシマ模様がいくつあるか探す。

この画像でトレーニング!

『お医者さんが考えた 目まもりドリル』は、医学的エビデンスに基づいた、画期的な“眼トレ”絵本。
平松先生は、お子さんがすでに近視でも、まだ近視でなくとも「どの段階のお子さんの親御さんであれ、お子さんに目を守る習慣を身に付けさせることは大切です」とメッセージを送ります。そう、“眼トレ”に遅いも早いもありません。

新学期を迎えるお子さんに、ぜひ、「目を大事にする習慣」をプレゼントしてあげてましょう。数年後、数十年後――かならずやお子さんの“大きな財産”になるはずですよ!

 

「この画像でトレーニング!」の答え

イラスト/林ユミ、今瀬のりお・がみ
迷路デザイン/やまおかゆか

お医者さんが考えた 目まもりドリル
著:平松類

平松 類(ひらまつ るい)

1978年10月19日生まれ。愛知県田原市出身。眼科医、医学博士。二本松眼科病院副院長、三友堂病院非常勤医師。受診を希望する人は北海道から沖縄まで全国に及ぶ。専門知識がなくてもわかる歯切れのよい解説が好評で、メディアの出演が絶えない。YouTubeチャンネル「眼科医平松類チャンネル」(登録者10万人以上)では無料で情報発信を行っている。 NHK『あさイチ」(NHK)、『ジョブチューン」(TBS)、『バイキング」(フジテレビ)、『林修の今でしょ!講座』(テレビ朝日)、『主治医が見つかる診療所』(テレビ東京)などでコメント、出演などを行う。
Twitter  @hiramatsurui
YouTube 『眼科医平松類