【JA全農広報部と考えた!】旬のさつまいもで作る「おいしい作りおき」レシピ
旬の食材の魅力などをX(旧Twitter)で日々情報発信し、なんと27万人のフォロワーをもつ、JA全農(全国農業協同組合連合会)広報部のみなさん。10/22放送の福島中央テレビ「ゴジてれ Chu!」でもそのレシピが紹介され、注目を集めています。
ここでは、『JA全農広報部さんと考えた 毎日おいしい野菜の作りおき』(JA全農広報部監修/ワニブックス刊)より、旬の野菜・さつまいもを使った、かんたん&おいしい人気のレシピと、さつまいもを長持ちさせるコツを、あわせてご紹介します。
「さつまいも」を長持ちさせる保存のコツは?
秋から冬にかけてが旬の野菜と言えば、さつまいも。さつまいもはじゃがいもと同じように、新聞紙に包んで冷暗所へ。直射日光や高温の場所は避け、通気性のある袋やかごに入れて保存しましょう。
長期保存したいときは、冷蔵ではなく冷凍で。適当な大きさに切り、ラップに包んでチャック付き保存袋に入れて冷凍しましょう。
「焼き芋」を自宅で楽しむなら、水で洗ったさつまいもをフライパンにそのまま入れ、ふたをしてとろ火で40分蒸し焼きに。裏返して、もう片面も同様に40分焼き、竹串がすっと通るまで、様子を見ながら加熱しましょう。低温でじっくり焼くことで、さつまいもの甘みを引き出します。冷めてもおいしいですよ!
さつまいものメープルバター
SNSでも大反響を呼んだ「さつまいものメープルバター」は、おやつ感覚で食べられる簡単おかず。冷めてもおいしいので、お弁当のおかずにもおすすめです。
材料(2〜3人分)
さつまいも……1本
サラダ油……大さじ2
A————————————–
メープルシロップ……大さじ1
バター……10ℊ
塩……ふたつまみ
—————————————-
作り方
1. さつまいもは皮付きのまま、7mm厚さの斜め切りにしてから細切りにする。
POINT さつまいもは斜めにスライスしてから、細切りにする。こうすることで、長いスティック状になる。
2. フライパンにサラダ油とさつまいもを入れて中火で熱し、全体に油がまわったらさつまいもが重ならないように広げ、2分ほど焼く。上下を返すように混ぜ、全体にこんがり焼き色がつくまでさらに2~3分焼く。
3. 火を止め、(A)を加えて混ぜる。
保存方法
ふた付きの保存容器に入れて冷蔵庫へ。
保存期間の目安:冷蔵 4日
さつまいもごはん
野菜のうまみがたっぷりの炊き込みごはん。時間があるときに作って冷凍しておけば、忙しいときでも手軽に野菜を摂ることができます。さつまいもの皮はむくと口当たりがよくなりますが、お好みで付けたままでも大丈夫です。
材料(2合分)
米……2合
さつまいも……中1本
みりん……大さじ1
塩……小さじ1/2
塩昆布……10ℊ
黒いりごま……大さじ1
作り方
1. 米は研いでざるにあけ、水気をきる。さつまいもは1cm角に切り、水にさらす。2回ほど水を替えて洗い、ざるにあけて水気をきる。塩昆布は粗く刻む。
2. 炊飯器に米と、2合のすしめし用の目盛りまでの水(分量外)を入れる(鍋を使って炊く場合は、米と同じ分量~1.1倍量(360~400 ml)の水を入れる)。みりんと塩を加えてさっと混ぜ、さつまいもを広げるようにのせて炊飯する。
POINT さつまいもは均等に広げてのせると、ムラなく火が通る。
3. 炊き上がったら塩昆布と黒いりごまを加え、さっくり混ぜる。
保存方法
1食分ずつ分けてラップに包み、冷蔵または冷凍。表面に軽く塩をふって、おにぎりにしても◎
保存期間の目安:冷蔵 2日、冷凍2〜3週間
今すぐにでも作りたくなる、さつまいもレシピはいかがでしたか? 『JA全農広報部さんと考えた 毎日おいしい野菜の作りおき』は、手間なく続けられるシンプルな野菜レシピを65品収録! 1日1食プラスすることで、おいしく野菜不足を解消できる大満足の1冊で、旬の野菜をおいしくいただきましょう。
レシピ考案・スタイリング/井上裕美子(エーツー)
写真/鈴木正美(studio orange)
\好評発売中!/
『JA全農広報部さんと考えた 毎日おいしい野菜の作りおき』
監修:JA全農広報部
JA全農広報部
JA全農(全国農業協同組合連合会)の広報・調査部のみなさん。国産の農畜産物の魅力を伝えるため、旬の食材にまつわる最新の話題や、生活に役立つ調理の工夫を日々情報発信している。監修を務めた『JA全農広報部さんにきいた 世界一おいしい野菜の食べ方』(KADOKAWA)は第10回料理レシピ本大賞料理部門で準大賞を受賞、その他の監修本に『JA全農広報部さんが集めた みんなのおいしい食べ方帖』(玄光社)がある。
X(旧Twitter) @zennoh_food