【レパートリーは無限大?!】長年の料理のお悩みは合わせ調味料×食材で解消!


食事やお弁当を作る時に「もう1品ほしい……」「いつも同じ味になっちゃう……」というお悩みを抱えている人も多いのでは?
そんなお悩みを解決するのが、合わせ調味料と食材を組み合わせて作るおかず!
同じ味付けでも食材を変えればまた違う味わいになるため、自然とおかずのバリエーションが増えていきます。

Instagramで発信しているお弁当と作り置きレシピが大人気のkanaさんは「同じ味付けでも使用する食材を変えることでおかずのレパートリーを増やせないか?」という思いから、合わせ調味料と食材で作るおかずを考案。

作り置き可能なものも多いので、お弁当のおかずにもぴったりです。
ここでは『地味でも絶品 副菜手帖』の中から、これからの季節におすすめの副菜3品をご紹介します。

 

和える副菜「ピリ辛ナムル」

寒い時期になると辛いものが食べたくなりますよね……。そんな方におすすめなのが「ピリ辛ナムル」。
合わせ調味料と食材を和えるだけで完成します。

ピリ辛ナムルのもと

材料
醤油…大さじ1
コチュジャン…大さじ1/2
砂糖…大さじ1/2
白いりごま…小さじ2
ごま油…小さじ1と1/2

作り方
1. すべての材料を混ぜ合わせ、食材と和える。

 

にらのピリ辛ナムル

材料(2~3人分)
にら…1束
ピリ辛ナムルのもと

作り方
1. にらは洗って水気を拭き取り、3~4cm 長さに切る。
2. ボウルに()とピリ辛ナムルのもとを入れ、和える。

MEMO
にらは加熱してから和えてもOK。
冷蔵なら3~4日、冷凍なら3~4週間保存が可能。

 

炒める副菜「コンソメソテー」

お弁当のおかずにおすすめなのが「コンソメソテー」。
大人から子どもまでどの世代も大好きな味で、箸が止まらなくなること間違いなし!

コンソメソテーのもと

材料
おろしにんにく(チューブ)…3cm
コンソメ(顆粒)…小さじ1/2
醤油…小さじ1/2

作り方
1. にんにくと食材を炒め、コンソメと醤油で味を調える。

 

じゃがいもとアスパラのコンソメソテー

材料(2~3人分)
じゃがいも…2個
アスパラガス…3~4本
ベーコン(ブロック)…50g(スライスでも)
コンソメソテーのもと
オリーブオイル…適量

作り方
1. じゃがいもは一口大に切り、耐熱容器に入れて濡れたキッチンペーパーを被せ、ラップをして600Wの電子レンジで4~5分加熱する。アスパラは根元2~3cmを切り落とし、根元側3~5cmの皮をピーラーで剥き、斜め切りにする。ベーコンは1cm厚さの食べやすい大きさに切る。
2. フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにくとアスパラを入れ、返しながら3~4分焼く。じゃがいもとベーコンを加え、焼き色をつける。
3. コンソメと醤油を加え、味を調える。

MEMO
冷蔵で3~4日間保存可能。

 

煮る副菜「そぼろ煮」

ごはんに合う副菜としておすすめなのが「そぼろ煮」。
特にかぼちゃのそぼろ煮は冬至にもぴったり。

そぼろ煮のもと

材料
水…200ml
醤油…大さじ1
酒…大さじ1
砂糖…大さじ1
豚挽き肉…100g

作り方
1. 鍋に挽き肉以外の材料を入れてひと煮立ちさせ、食材と挽き肉を加えて煮込む。

 

かぼちゃのそぼろ煮

材料(2~3人分)
かぼちゃ…1/8個
そぼろ煮のもと
水溶き片栗粉…水小さじ2と片栗粉小さじ1

作り方
1. かぼちゃは種とワタを取り、皮付きのまま一口大に切る。
2. 鍋に挽き肉以外のそぼろ煮のもとを入れ、ひと煮立ちさせる。
3.)と挽き肉を加え、沸騰してきたら落とし蓋をして弱火で10~15分煮る。
4. 水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。

MEMO
冷蔵なら3~4日、冷凍なら3~4週間保存可能。

 

今回ご紹介したレシピの他に、『地味でも絶品 副菜手帖』では101品の副菜&主菜レシピを紹介しています。
気分に合わせて合わせ調味料を変えてみるもよし、同じ合わせ調味料で別の食材をためしてみるもよし。
合わせ調味料と食材をかけ合わせて作るおかずの可能性は無限大です。

ぜひあなただけのお気に入りおかずを探してみてはいかがでしょうか?

撮影/井手勇貴

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地味でも絶品 副菜手帖
著:kana

kana

栄養士、薬膳インストラクター。Instagramに投稿しているお弁当や作り置きのレシピが人気で、フォロワーは12万人を超える。“朝はギリギリまで寝ていたい人のためのお弁当作り”や“平日ラクしたい人のための週末作り置き” をテーマに活動中。著書に『朝は詰めるだけ! かなさんの10分弁当』(コスミック出版)がある。
Instagram @kana_life__